【イオン】ベトナム1号店を14年上期に出店、ホーチミン市内

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 イオンは2014年上期にもベトナム1号店を同国最大の都市、ホーチミン市内にオープンする。同社は昨年10月に同市から1号店の投資ライセンスを取得し、現地法人イオンベトナムを設立。店舗の土地使用権の移転手続きが完了したことに伴い、現地法人は3月2日から事業を開始した。

 1号店の「イオンタンフーセラドンショッピングセンター」(仮称)はホーチミン市の中心地から西に7キロメートルのタンフー区にオープンする。敷地面積は3万5120平方メートル。総合スーパー「イオン」を核店舗とし、約130店舗の専門店が入居する予定。

 ベトナムでは高島屋も15年初旬にホーチミン市内に百貨店を出店する計画のほか、コンビニエンスストアのファミリーマートとミニストップは現地企業とライセンス契約してフランチャイズ店舗の展開を始めている。

 ベトナムの人口は9000万人弱でASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国では、インドネシア、フィリピンに次ぐ規模。1人当たりGDP(国内総生産)は1000ドルを超えてインド並みとなっており、今後も消費市場の拡大をにらんだ日本企業の進出が続きそうだ。

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