ミニストップ、国産FSC材使用の木造エコ店舗、業界初の試み
ミニストップは11月19日、静岡県浜松市に環境配慮型店舗の1号店「ミニストップ浜松新原店」をオープンした。「太陽光発電システム」と「直管型LED(発光ダイオード)蛍光灯」を導入し、「エネルギーマネジメントシステム」によるデータ分析と省エネ改善を行うことで、年間電力消費量を約1万5000キロワット時削減することが可能だという。これは店舗全体の電力消費量の8.5%に相当する。
同社は、大和ハウス工業が事業主となる国土交通省実施の「コンビニエンスストア向け次世代型省CO2モデル事業」に参加することで、環境配慮型店舗を展開していく。
また、来年2月には浜松市にFSC(森林管理協議会)認証の国産木材を100%使用した木造の環境配慮型店舗を出店する。木造建築で太陽光発電装置などを備えた店舗は、コンビニ業界では初の試みとなる。
FSC承認材は環境に大きな負荷をかけずに生産された木材で、CO2削減に貢献できると共に鉄骨に比べて建築コストも安くなる。