【イオン】CFSへの出資比率51%に引き上げ、食品スーパーを継承

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 イオンはドラッグストア準大手CFSコーポレーションへの出資比率を51%をめどに過半数まで引き上げ、子会社化する。イオンは2008年6月にCFSに33%を出資する筆頭株主となり、代表権を持つ副社長を送り込んでいるが、子会社化することでさらに関係を強化する。

 CFSのノウハウを生かしてイオングループの総合スーパー、食品スーパーの医薬品とH&BC(美容健康関連商品)の販売を強化する。一方、CFSの業績の足かせとなっている食品スーパー事業は2011年2月期中にイオンに移管する。

 CFSへの出資比率引き上げの方法や具体的な時期については3月末をめどに決定する。公開買付を行う場合は、買い付け価格600円をめどに協議する。

 CFSの2009年2月期の売上高は1461億円、営業利益は16億円。事業別の売上高はドラッグストア事業が1030億円、食品スーパー事業が418億円で、店舗数はドラッグストアが244店、食品スーパー(ドラッグストア併設のコンボ業態4店を含む)が24店(いずれも10年2月20日現在)となっている。

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