【ウォルマート】豚肉偽装販売で7店舗に営業停止命令、中国・重慶で
米ウォルマートの中国法人は10月9日、中国・重慶市内の店舗が市当局から15日間の営業停止命令を受け、市公安局が従業員数名の身柄を拘束したことを明らかにした。通常の豚肉にオーガニックポーク(有機豚)のラベルを貼って偽装販売したことが原因と見られる。
停止命令を受けたのは7店舗。米紙などの報道によれば営業停止命令を受けた店舗では過去2年に渡って偽装販売を続けていた。市当局は269万元(約3240万円)の罰金支払いを命じたと新華社が伝えている。
ウォルマートは今年2月、仏カルフールの現地法人と共に価格表示に不正があったとして中国国家発展改革委員会から950万元(約1億1400万円)の罰金を科された経緯がある。