【マツキヨHD】企業年金基金を解散し、確定拠出型年金制度へ移行
マツモトキヨシホールディングスは確定給付型の退職給付制度を廃止し、確定拠出型の制度に移行する。これに伴い、企業年金基金は解散する。退職給付債務や費用を削減すると共に、年金運用成績が業績に与える影響を抑えるのが狙い。
新制度は2011年2月1日から導入する。従来の制度では年金の受取額が決まっていたが、今後は運用成績次第で受取額が増減することになる。一方で、従業員は運用方法を自ら選べるようになる。
今回の制度改定に伴って、同社は11年3月期決算で約10億円の特別利益を計上する見込み。