【ライフコーポ】営業収入が伸びて13%の営業増益、3~11月期
食品スーパー大手のライフコーポレーションが発表した2010年3~11月期の業績(単独)は、7店舗の新設効果で売上高は3467億円と前年同期比で1.4%の増収を確保した。総菜の販売が増えたことなどから売上総利益率は26.2%と0.2ポイント改善した。
販売管理費が2.3%増と売上高の伸びを上回ったが、テナントからの家賃など営業収入が12億円弱増えて103億円となったことで、営業利益は12.9%増の67億円と2ケタ増益となった。
新店については関西で4店舗、東京で3店舗を新設し、期末店舗数は215店舗となった。10月には首都圏北部をカバーする松戸総合物流センターを新たに稼働させた。09年10月には関西でも新物流センターが稼働しており、東西の新物流拠点が整った。
11年2月期の業績については、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が4765億円(前期比1.6%増)、営業利益89億円(2.8%増)を見込んでいる。