【イオン】GMS3社の統合効果は3年で178億円

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 イオンはイオンリテール、マイカル、イオンマルシェの総合スーパー(GMS)3社を統合し、3月から店名を「イオン」に統一したが、その統合効果は2012年2月期~14年2月期の3ヵ年で累計178億円になる見通しであることを明らかにした。

 内訳は3社の仕入れ統合による粗利益の改善で124億円、人件費やシステム、設備などコスト削減で54億円となっている。このうち、統合初年度となる12年2月期には79億円の営業利益改善効果を見込んでいる。

 同社はシステムの統一や看板の掛け替えなど統合にかかった費用として連結ベースで52億円の特別損失を11年2月期決算で計上しているが、統合初年度でその損失を上回る利益改善効果を発揮することになる。

 イオンは12年2月期にGMS事業で営業利益488億円(前期比68億円の増加)を見込んでいる。

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