イオンリテールは4月24日に開業する都市型食品スーパー「イオンスタイル有明ガーデン」(東京都江東区)に、レジ待ちなしで支払いを済ませられるサービス「レジゴー」を導入する。都内の店舗では初の導入となる。
レジゴーは店頭で専用のスマートフォン(スマホ)を貸し出し、スマホカメラで利用者が商品バーコードを読み取る。スマホ内の「お支払い」ボタンを押した後、専用レジの2次元バーコードを読み取ると購入商品がレジに表示される。支払いは現金か電子マネー「WAON」、クレジットカードで済ませる。
イオンリテールは2019年、千葉市内にある「イオンスタイル幕張新都心フードストア」と「イオンスタイル幕張ベイパーク」の2店舗でレジゴーのサービスを開始。3月以降、首都圏を中心に約20店舗で順次導入を進めている。
イオンスタイル有明ガーデンでは、天井に取り付けた防犯カメラの映像を品揃えや売り場づくり、レジ待ち時間の短縮など買い物環境向上に活用する実証実験も行う。
イオンスタイル有明ガーデンの直営面積は2285平方メートルで、営業時間は午前8時から午後11時。住友不動産が開発する商業施設「住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン」(総店舗面積約4万平方メートル)の1階に入居する。
敷地面積約10万7000平方メートルの有明ガーデンは、約8000人を収容可能な劇場型ホール、劇団四季の専用劇場、温浴施設を備えた客室数749室のホテル、総戸数1500戸を超える3棟のタワーマンションなどで構成される複合施設となる。