ハローズ、電子レシートサービス「スマートレシート」導入、3月19日開始
食品スーパーのハローズは3月19日、スマートフォン(スマホ)で買い物レシートを確認できる電子レシートサービス「スマートレシート」を始める。利用者は、過去13ヵ月間のレシートがいつでもスマホで確認できるようになる。
スマートレシートはスマホに専用アプリをダウンロードすることで利用できる。初回だけ、ハローズの電子マネー「ハロカ」とアプリをレジで提示し、IDを連携させる必要がある。ID連携が終了した翌日から、ハロカをレジの読み取り機にタッチするとアプリに電子レシートが発行される。
レシートのデータは自動的に9種類の費目に振り分けることができ、家計簿を付けるのに役立つ。費目ごとに月間の金額を集計することもできる。
スマートレシートは東芝テックが開発したシステムで、購買傾向に合わせてクーポンを発行したり、企業単位で利用可能なスタンプカードを表示したりする機能も持つ。
ハローズは広島、岡山、香川など中四国6県で83店舗(2019年11月末時点)を展開しており、売上高に当たる営業収益は20年2月期で1335億円を見込んでいる。