潜入!大阪・中津のユニークな食品スーパー「goody 中津店」
担当編集O氏とともに不思議な品揃えに驚愕
「調理サービス」が評判の食品スーパー。もとは40年ほど前から営業している地域密着型の店舗のようだ。肝心のサービスは、2023年10月からスタートさせたらしい。
どんな考えで、このユニークなサービスを始めたのか。八尾亮介店長に質問すると、「こんな店あったらおもしろいんじゃないかと思って」と、拍子抜けするほどストレートなお答え。つまり食品スーパーに来るお客の目的は、食材を買って家に帰り、調理して食べること。それなら、その場で調理して食べられたら便利で、何より楽しいだろう、という発想だったようだ。
では早速、買物をスタートしよう。しばらくあちこちをウロウロしていたが、やはりこの店、タダものではないと感じた。というのも、普通の食品スーパーにはない商品を売っていたからだ。一例はシャンデリア。4万9800円の値がついている。ほかにもTシャツやキャップなんかも並んでいる。ターゲットは誰なのだろうか。

気を取り直し、私は買物を再開した。言い忘れていたが、実は今回、強力な助っ人に来てもらっている。日頃、やり取りがある「ダイヤモンド・チェーンストア」の編集O氏で、わざわざ東京からの参戦である。私1人だけだと食べられる量は限られている。それでは店の魅力を十分に伝えられないと思い、声をかけたのだ。


総菜売場に並ぶ商品を、2人で話し合いながらカゴに入れていく。どれも少量で、ちょっとずつ食べるにはちょうどいい大きさだ。最後にビールを選んだ後、会計へ。そしてテーブルに着席した。
いよいよ宴会がスタートだ。われわれはビール缶を手に、珍しい店で飲めるありがたさに感謝しながら乾杯!した(後編に続く)。








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