PLUS ONEⅡ 信州箕輪店、無人決済のスマートストア「接客しない」新業態に挑戦
売場の特徴
商品を目立たせる陳列
信州箕輪店は商品を目立たせるように、什器や壁面を黒で統一。入口から見ると、扇形に広がって見えるようにレイアウトも工夫する
店に入るまで売場が見えないような入口
入店するまで、どのような売場が広がっているのかわからないようにすることで、わくわくさせるようにしている
入口からは出られない
出口は1カ所のみで、入口から退出できない
入口の前で“接客しない宣言”
入口前に「セルフスキャンで決済すること」「商品の案内をしないこと」が明記されている。カバンの持ち込みが不可で、預けられるロッカーも設置
アプリでバーコードをスキャン
セルフスキャン方式を採用。矢崎社長がリトアニアで見た小売企業を参考にした
出口前のセルフレジで決済
出口の前に3台のセルフレジを設置。支払いはキャッシュレスだけでなく現金決済にも対応している
AIカメラでモニタリング
売場中央にはモニターを設置。AIカメラが撮影している売場各所を映し出している
スマホの貸し出しも行う
スマホを持っていなかったり、アプリのインストールに抵抗があるお客向けにスマホの貸し出しも行う
ドライブスルー方式の資材館
資材館はトラックに乗ったまま入り、購入する商品を積み込んで、セルフレジで決済するドライブスルー方式を採用した
資材の品揃えは長野店の約2倍
木材やブロック材などの資材は長野店の約2倍。ブラジル産のクオーツストーンなど、信州箕輪店で初めて取り扱う商品も多い
空間演出へのこだわり
職人だけでなく、家族連れの女性が喜ぶ売場をめざして、空間演出にもこだわる。売場が広く見えるように什器の高さを変えたり、商品の魅力が伝わるように展示している
カラーコントロールを重視
壁面のヘルメットなど、カラーコントロールを意識した陳列を行う
POPやサイネージで商品説明
接客しない分、POPやサイネージを活用して商品の説明を充実させている
工具・機械のレンタルサービス
専用のカウンターを設置して、工具・機械のレンタルサービスを行う
四季折々の木を植える
駐車場には、藤、金木犀、山茶花など四季折々に咲く木を植えた。「5年後、10年後にはまったく違う顔を見せてくれるはず。情緒的な楽しみもリアル店舗でしかできないこと」だと矢崎社長は言う
本館レイアウト図
店舗概要
運営企業 | プラスワン(山梨県) |
オープン日 | 2024年4月23日 |
所在地 | 長野県上伊那郡南箕輪村135-1 |
営業時間 | 6:30~20:00 |
売場面積 | 4000㎡ |
従業員数 | 5人(店長含む) |
PR ダイヤモンド・プロディーラー創刊号6月15日発売、1100円(税込) |
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