ヤオコーは4月20日、神奈川県三浦市に「ヤオコー三浦初声店」を開業する。2022年3月期に入ってから初めての新規出店で、神奈川県下では9店舗目となる。
同店は京急久里浜線・三崎口駅から約1キロメートルの国道134号線沿いに立地しており、店舗面積は2041平方メートル。初年度の売上高は17億円を見込む。
鮮魚売り場では、当日朝に水揚げされた近海魚を横須賀市場から仕入れるほか、地場加工品などを揃え、地産地消の品揃えで差別化を図る。野菜売り場では平台を使った大量陳列で鮮度と値ごろ感を打ち出す。精肉売り場では、加工肉や挽き肉、豚肉など購買頻度の高い定番商品や大量目パックを強化、ローストビーフや馬刺しなど肉を使った総菜の品揃えを増やす。
また、総菜売り場では、ヤオコーの看板商品である「手握りおはぎ」「二層メンチかつ」「ロースとんかつ」のほか、その場で作るお好み焼き、焼きそば、チャーハンなどの鉄板料理でライブ感を演出。インストアベーカリーでは、ヤオコーでは初めてとなる湯種製法による食事パンを販売する。
三浦初声店のオープンにより、ヤオコーの店舗数は関東の1都6県で計170店舗となる。このほか、子会社のエイヴイが神奈川県を中心に12店舗を展開している。