メニュー

ヤオコー川口SKIPシティ店がオープン、豊富な品揃えの弁当をレポート!

ヤオコー(埼玉県/川野澄人社長)は10月18日、埼玉県川口市に「ヤオコー川口SKIPシティ店(以下、川口SKIPシティ店)」をオープンした。同店周辺は2km圏内に27店舗もの競合店がひしめく激戦区。ヤオコーは川口市内3店舗目となる出店で商圏シェア向上を図る。本稿では、ヤングファミリー層をターゲットとする同店の弁当商品にフォーカスしてレポートする。

「幸米」シリーズは幅広い選択肢を用意

 ヤオコーによると、川口SKIPシティ店の周辺は世帯数が増加傾向にあり、とくに単身者が増加しているという。店名のとおり、同店近くには映像関係の体験型のミュージアム「SKIPシティ」があり、同施設の従業員のランチ需要も想定される。

 川口市の「SKIPシティ利活用基本計画」なども進んでおり、周辺地域の住民の暮らしやすさ向上、SKIPシティを訪れる人たちの憩いの空間として賑わいを創出する出店となった。

 新規出店のたびに新たな商品政策を導入しているヤオコー。川口SKIPシティ店ではランチ需要に対応する、弁当の豊富な展開が目立った。写真とともにみていきたい。

 米飯はとくに広く売場を展開し、店内調理の「幸米」シリーズを大きく打ち出している。「舞茸ご飯と栗おこわ弁当」(594円、以下税込)や「かにクリームコロッケのデミハンバーグ弁当」(645円)などのほか、定番商品の「煮込みロースかつ重」では通常サイズ(537円)とSサイズ(321円)と量を変えてお客が選びやすいように展開している。また、同店オリジナル商品として、「ほたての揚煮重」(594円)を大きく訴求していた。

「舞茸ご飯と栗おこわ弁当」(594円)
かにクリームコロッケのデミハンバーグ弁当」(645円)
「煮込みロースかつ重」、左からSサイズ(321円)と通常サイズ(537円)
「ほたての揚煮重」(594円)

 「幸米」シリーズでは和食のみではなく、「海老とあさりのパエリア」(645円)や「チキンパエリア&グラタン」(645円)などの洋食メニューも豊富に展開。子供にも喜ばれそう「オムライス&ナポリタン」(645円)はカップで分かれているためシェアもしやすい。

 おにぎり(各種213円)でも、健康志向ニーズに寄り添った幅広い選択肢を売場で提案している。

「海老とあさりのパエリア」(645円)
「チキンパエリア&グラタン」(645円)

 自社工場である東松山デリカ・生鮮センターで製造する「Yes!Chef Deli」では「あさりご飯」(429円)や「あご出汁で炊いた焼さば飯」(429円)などを手ごろな価格で提案。

「あご出汁で炊いた焼さば飯」(429円)

 お客の目の前で調理する鉄板製造の「炒めし」シリーズでは、「鉄板焼ガーリックライス」(537円)や「かきフライガーリックご飯」(537円)などにんにくの香りが食欲を刺激する商品を展開するほか、「玉子中華あんかけ炒飯」(518円)を大きく打ち出していた。

「鉄板焼ガーリックライス」(537円)

 寿司総菜では同店オリジナル商品の「すし小町炙りマヨサーモン」(537円)を並べたほか、「海鮮丼&茶わん蒸し」(645円)では茶わん蒸しとのセットでバラエティ性を持たせていた。

「すし小町炙りマヨサーモン」(537円)