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ビックカメラ、ネットストアとの連携を深めた新店舗、「アリオ八尾」に出店

ビックカメラ
店頭看板に「ビックカメラ・ドットコム」のロゴが入る

 ビックカメラは7月1日、イトーヨーカ堂が運営する大型ショッピングセンター(SC)「アリオ八尾」(大阪府八尾市)にEC(インターネット通販)サイト「ビックカメラ・ドットコム」との連携を深めた新店舗をオープンした。

 店内各所にビックカメラ・ドットコムにアクセスできるQRコードを掲示、商品情報を調べたり、ECサイトでそのまま商品を注文したりできるようにした。SC2階に出店した「ビックカメラ」と3階に出店した玩具専門の「ビックトイズ」を合わせて売場面積は約3000平方メートルと規模が限定されているため、店頭に置いていない商品をECサイトで購入できるようにして品揃えを補完する。

 また、ビックカメラの物流倉庫や「なんば店」など他店にある商品を取り置きして、八尾店で受け取ることができる「ネット取り置き」サービスも行う。

 ECサイトでは市場動向や競合状況に合わせて商品価格を頻繁に変更しているため、店頭の価格表示には電子棚札を全面採用し、EC価格との共通化を図る。

 2006年11月に開業したアリオ八尾は19年4月、大規模改装の第1弾を実施。今回は第2弾の改装に合わせてビックカメラをテナント導入した。