大丸心斎橋店本館、86年ぶりの建て替えで食物販・飲食を強化、地下2階にフードホール
J.フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は6月11日、建て替え中の大丸心斎橋店本館(大阪市中央区)の概要を発表した。86年ぶりの建て替えによって生まれ変わる本館は、食物販や飲食を強化、地下2階にはフードホールを設ける。ファッションやラグジュアリーブランド、化粧品などを含め計370店舗が出店し、9月20日に全面開業する。
地下2階の「心斎橋フードホール」には、百貨店クオリティの料理や食材を扱う専門店を揃え、調理している様子を目の前で見られるようにする。ソムリエや利き酒師による試飲販売も行う。地下1階が食品フロア(デパ地下)、10階がレストランフロアとなる。
地上1〜6階は化粧品、雑貨、ファッションなどの物販フロア、7階には緑あふれるテラスを設ける。
パルコと専門店街が入る北館と本館は2〜10階で接続され、一体化する。9階には両館をまたぐ海外顧客向けの「インバウンドセンター」を設置する予定だ。
フードホールとテラスカフェ、レストランは夜11時まで営業し、仕事帰りの客なども取り込む。
「大丸心斎橋店本館」の概要
所在地 | 大阪市中央区心斎橋筋1−7−1 |
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延床面積 | 約6万6000平方メートル(旧本館:4万9000平方メートル) |
階数 | 地下3階・地上11階 |
売場 | 地下2階〜地上10階 |
開業日 | 2019年9月20日 |
営業時間 | ショップ/午前10時〜午後8時30分 フードホール、テラスカフェ、レストラン/午前11時〜午後11時 |