ヨークの新業態2号店!新宿区の西落合店で進む、「消費の2極化」に対応した売場づくりとは
ワインなどシェルガーデンの商品約570SKU投入
西落合店では、シェルガーデンの高質商品・輸入商品を約570SKU展開している。ワインや菓子といったカテゴリーがメーンで、シャンパンの「 JコンテP&Fブリュット」(750ml・2780円)やのスペイン産ワインの「レジェス アラゴン カバ ブリュットレセレバ」(同・1580円)、輸入菓子の「ハーシー ミルクチョコレート キングサイズ」(73グラム・238円)などの商品がある。先行開業した中野店ではとくにワインが好調で、シェルガーデン商品部業務統括部長の坂下幸一氏は「売れ筋商品の売上はシェルガーデンの既存店と遜色ないレベルで推移している」話す。好調なワインは関連販売するチーズや生ハムへの売上の波及効果もあるという。
価格訴求する商品群としては加工食品売場で「ヤマザキ ランチパック」の「ピーナッツ」(98円)など、ランチパックシリーズをフロア什器のエンド一面で展開していた。冷凍食品売場でも「味の素 ギョーザ」(12個入・198円)などの定番商品は価格を打ち出していた。
シェルガーデンの商品をはじめとした高質商品を展開しながら、価格訴求に応じるMDも実践する西落合店。セブン&アイグループのシナジーを最大限発揮しようとするねらいが見てとれる売場を構築していた。