京阪HD、駅ナカコンビニをミニスーパーに業態転換、2年間で19店舗
京阪ホールディングス(HD)は、子会社の京阪ザ・ストア(大阪市)が運営する駅ナカコンビニエンスストア「アンスリー」をミニスーパーの「もより市」に業態転換する。
京阪ザ・ストアは2018年12月に枚方市駅(大阪府枚方市)にもより市の1号店を開業。総菜やすし、パン、農産品、加工食品などを販売している。21年11月1日には天満橋駅(大阪市)にも、もより市を開業した。
今後、22〜23年度の2年間で「アンスリー」32店舗のうち19店舗を順次、もより市に転換していく。残りの13店舗については、他社への賃貸店舗に転換する予定だ。京阪ザ・ストアは1997年からアンスリーを展開してきたが、同事業から撤退することになる。
もより市では、京阪ザ・ストアが運営する食品スーパー「フレスト」の商品開発力・調達力を生かして、「即食」「手の届く贅沢」「利便性&地域性」「ウェルビーイング」の4つのテーマで商品を提供する。