【ストライプ】買い物袋を有料化し素材を紙に、「脱プラ」を推進
「アース ミュージック&エコロジー」などのブランドを展開するカジュアル衣料SPA(製造小売り)のストライプインターナショナルは5月1日から、買い物袋を有料化したうえで、素材をプラスチックから紙に切り替える。
同社は2019年度の経営戦略の一つとして「エシカル(倫理的な)」を掲げており、世界的な問題となっているプラスチックごみによる海洋汚染を軽減するため、具体的なアクションを起こす。
グループ各店舗で、客が購入した商品を入れる買い物袋を1枚20円で販売するとともに、素材をプラスチックから紙に段階的に切り替える。
同社はこれまで縫製工場への人権査察や動物の毛皮を使用しないものづくり、AI(人工知能)を活用した生産量最適化による廃棄率の低減などに取り組んできた。
3月6日には国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に本格的に取り組みために、SDGs推進室を発足させたと発表、外部アドバイザリーとして農林水産省出身で伊藤園のCSR/SDGs担当役員を務めた笹谷秀光氏を起用した。