消費者調査でわかった! 「ウィズコロナの秋」に食べたい食品とは?
ウィズコロナで食べたい秋の味覚は!
外出自粛が求められ、体重増加や体力・免疫力の低下を感じる消費者が増える中、ストレスの感じ方も変わってきているようだ。図表④は設問「新型コロナウイルス流行前(2020年2月以前)と比べて、ストレスの感じ方はどう変わりましたか」への回答をまとめたもの。
結果は、「やや感じるようになった」(31.4%)、「強く感じるようになった」(11.2%)と、コロナ前と比べて「ストレスを感じるようになった」との回答が全体の42.6%を占めた。「変化はない」(51.5%)と比べても、8.9ポイントの違いしかなく、コロナ禍によって、心身にストレスを感じやすくなっている消費者が増えているのは間違いなさそうだ。
さて、ストレス解消には美味しいものを食べることが有効だ。図表⑤では、「新型コロナウイルスの感染拡大で疲れた自分をいたわるのに、どんな秋の味覚を味わいたいですか。(お答えはいくつでも)」という質問への回答をまとめた。
回答をみると、梨(47.1%)、ぶどう・マスカット(40.9%)、サンマ(37.5%)、栗(33.6%)、新米(32.6%)、さつまいも(30.1%)と、秋の味覚の代表格とも言える食品が上位に並んでいる。ウィズコロナで迎えた今年の「食欲の秋」。食品スーパー関係者においては、ストレス解消、そしてコロナ禍でこれまで頑張ってきた人達への“癒やし”という観点から、売場提案をしてみてはいかがだろうか。
<調査概要>
株式会社プラネットが調査企画し、「アイリサーチ」(株式会社ネオマーケティングが運営)を通じて、全国4000人からインターネットでアンケート調査を実施。2020年9月24日~28日にかけて「コロナ流行下のダイエット調査」(図表①~④を紹介)、2020年9月14日~17日にかけて「食生活と秋の味覚調査」(図表⑤を紹介)を実施。過去の調査結果はこちら。