コロナ流行期だから備えておきたい アンケート調査、収束後の来店促進施策はこうなる!
繁忙期の店舗を円滑に運営するための対策は?
「繁忙期の店舗を円滑に運営するためにどのような対策をとるか」(複数回答) には、「特になし」という回答が最も多く31%だった。
対策を行う場合は「商品の絞り込みやレイアウトの変更」がトップで28%。売れ筋の商品をうまく訴求することが売上向上と運営効率化につながると考えられているようだ。
次いで、人員補充に関する回答が上位に並んだ。「他店からのヘルプ」26%、「アルバイトのシフト回転数の増加を要請する」25%などだ。
現場業務の効率化では「課題はあるが手つかずのまま」が最多
「現場業務の効率化に対して、課題を感じ対策を行っているか」について、下記の6項目で質問した。
- 店舗人員の教育
- 業務オペレーション
- 勤怠管理
- 集客・宣伝
- 決済
- 売上・コスト管理
各項目とも「課題を感じているが現状のまま」の回答がもっとも多く26%~38%におよんだ。次に多かったのが「課題はあるが現状のまま」で14%~29%だった。
先の読めないコロナ禍の中でも来店促進策への意欲は盛ん
本調査の結果を見ると、先の読めないコロナ禍にあっても、販売チャンスの節目には来店促進策を実施する意欲は旺盛である。しかし、その施策を行う上で最大のネックになるのが「募集をかけても人員が集まらない」人手不足だと多くの小売業者が考えている。