マルチディスプレイシステム
シャープ(本社:大阪市阿倍野区)は、世界最狭のシステム・フレーム幅6.5mmを実現した、マルチディスプレイシステムを開発、8月より発売を開始する。
このシステムには同社当社の液晶技術により大幅な狭額縁化を図った新製品の60V型液晶ディスプレイ<PN-V601>を採用。隣り合うディスプレイ間の フレーム幅はわずか6.5mmであるためフレーム間のつなぎ目が目立たなくなり、大画面ディスプレイが構成できる。たとえば縦3面につなげると、103V 型相当の大画面を構成。運搬や設置作業はディスプレイ単体で行え、大画面の導入がさらに容易になる。
またLEDバックライト採用によりLED素子を均一に配置することで、CCFL方式のバックライトに比べて輝度均一性を向上。またマルチディスプレイシス テム構成時に全体の輝度ムラを低減できる。本体 PN-V601とオプションのコントロールキット(形名:PN-ZR01)との組み合わせにより、1つのリモコン操作で、全てのディスプレイの操作が可能 だ。
同社では今後も独自の液晶技術を核としたオンリーワン特長商品を創出するとともに、ネットワークを介したコンテンツ配信システムの構築などにも取り組み、用途や顧客に応じた最適なソリューションを提供していく。
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