AJS田尻一会長が指摘する「これからの食品小売はどうなっていくのか?」
宅配好調の生協は堅調に推移
主要地域生協の6月度供給高速報では、前年比総供給高が100.0%、前々年比では114.1%と引き続き堅調な結果となった。なかでも宅配に限って見ると、前年比供給高100.6%と前年超過。冷凍食品や飲料の購入がとくに好調だった。昨年コロナ禍で大量に獲得した新規会員の傾向としては、今年に入っても通常と比べ退会が少なく、継続して利用している割合が高い。また、新規入会者は青果をあまり購入しないというのが今までの傾向だったが、昨年および今年の新規入会者は青果を含めて積極的に利用する傾向にあるという。