週刊コンビニニュース ファミリーマート、メルカリポスト・メルカリ教室の実証実験をスタート
1週間のコンビニエンスストア(CVS)に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。ファミリーマートは12月14日、東京都・神奈川県の8店舗でメルカリポスト・メルカリ教室の実証実験を始めた。「メルカリ」の月間利用者数は1,750万人超、累計出品数は15億品を超えるなど規模が拡大しており、ファミリーマートでは2016年から「メルカリ」の発送サービスに着手。また、2019年からは専用陳列棚でメルカリオリジナル梱包資材を販売していた。今回、オフラインの利用者との接点を広げることを目的に、レジに並ぶことなく「メルカリ」で売れた商品が発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」、購入や出品の仕方を学べる「メルカリ教室」を開設することにした(12月15日~21日のニュースをまとめました)。
セブン-イレブン
「Mr.CHEESECAKE」と共同開発したアイス
<北海道>“ほっかいどう笑顔をつなぐリレープロジェクト”記念商品
セブンプレミアムから高機能フィルターを使用したマスク
セブン-イレブン・ジャパンは、素材から製造までこだわったチーズケーキを販売する「Mr.CHEESECAKE」と共同開発したアイス2品を、セブン-イレブン各店舗で12月22日から発売する。「Mr.CHEESECAKE」は“人生最高のチーズケーキ”をテーマに、味や品質にこだわった商品を数量限定でオンライン販売し、SNSを中心に話題を集めるブランド。
- 「ミスターチーズケーキアイスクリーム」(税抜270円)
- 「ワッフルコーンミスターチーズケーキカカオラズベリー」(税抜288円)
また同社は、“ほっかいどう笑顔をつなぐリレープロジェクト”の記念商品として、「北海道だいすき発見隊」に任命されているポケモン「アローラロコン」と「ロコン」のデザインを使用したスイーツ「アローラロコンのミルクもこ」(税抜130円)、菓子パン「ロコンのメロンパン」(税抜140円)の2品を、道内の店舗で12月18日に発売した。同プロジェクトでは、北海道と協力し12月中旬から道内28ヶ所の児童養護施設などへ食品を寄贈する。
セブン-イレブン・ジャパンは、機能性マスク「セブンプレミアムライフスタイル肌にやさしい洗えるマスク」(税抜880円)を、12月21日からセブン-イレブン各店舗で順次発売する。肌に触れても刺激の少ない素材と、繰り返し洗っても捕集性能を維持できるフィルターを使用。マスクの内側に消臭機能のあるテープを縫い付け、立体的な形にすることで装着時の息苦しさを軽減した。
ファミリーマート①
「ツルハグループ」でスマホ決済「FamiPay」の利用開始
「ファミマランドリー」の東北地方1号店がオープン
“ファミマの推し弁”「ラー油で食べる!台湾風唐揚&炒飯弁当」
ファミリーマートが提供するスマホアプリ、ファミペイのスマホ決済「FamiPay」が、12月16日からツルハドラッグなどグループ2,000店舗以上で利用できるようになった。
また、同じくファミリーマートが提供するコインランドリー「ファミマランドリー」の東北地方1号店が12月23日、「ファミリーマート仙台西中田店」(仙台市)の同一敷地内に開店する。2018年3月からの店舗数は、これで17店舗となる。スマートフォンを活用して洗濯機の稼働状況や予定終了時間が確認でき、車での来店にも対応。24時間営業している。
ファミリーマートは、「ラー油で食べる!台湾風唐揚&炒飯弁当」を12月15日から販売開始した。台湾の屋台などで馴染みのある「鶏排(ジーパイ)」をイメージした唐揚が特長の新商品。美味しさとボリュームを兼ね備えた“ファミマの推し弁”として、台湾風唐揚と炒飯を組み合わせた。中華料理では定番のミックススパイス「五香粉(ウーシャンフェン)」で味付けし、ラー油をかけることでさらに辛みと旨み、風味が引き立つよう仕立てた。税込598円。
ファミリーマート②
クリスマス前にチキンメニュー2品を販売
“家飲み需要”に合わせたキャンペーンを実施
「くるみ引き立つ優しい甘さ もちもちくるみパン」が優秀賞受賞
ファミリーマートは、12月15日、一足先にクリスマス定番のチキンメニュー「ファミマプレミアムチキン(骨付き)」(税込250円)と「照焼ローストチキンレッグ」(税込298円)を発売した。
また同社は、“おうちで楽しくすごそう”をテーマに家飲み需要の高まりに合わせ、チューハイやつまみにもぴったりな総菜などを買得価格で展開するキャンペーンを12月15日から順次開始する。チューハイは、“氷結”シリーズからファミリーマート限定のフレーバー「キリン氷結ミックススパーリング3種の白果実」(350ml税込155円、500ml税込211円)を用意。12月26日からは、つまみにおすすめの総菜、焼きとり、豆菓子・珍味、アイスなどを対象商品に加え、値引きして年末年始を盛り上げていく。
ファミリーマートが販売する「くるみ引き立つ優しい甘さ もちもちくるみパン」(税込118円)が、カリフォルニアのくるみ生産農家と加工業者を代表するカリフォルニアくるみ協会が主催する“2020くるみパン オブ・ザ・イヤー”で優秀賞を受賞した。2005年8月発売のロングセラー商品で、今回の受賞は5回目。
ローソン
外食コラボ商品を「こども宅食」へ寄贈
<東北地区>地元人気ラーメンを県別に発売
ローソンは12月25日・26日、外食企業とのコラボ商品の弁当・麺類を都内対象地域の支援を必要とする家庭に寄贈する。SDGsの“子供の貧困などの社会的課題解決への寄与”を目的に、「こども宅食」を通じて登録されている家庭275世帯に1,130食を配る。今回提供する商品は、串カツ田中の「野菜カツ丼(串カツ田中ソース使用)」、たいめいけんの「三代目たいめいけん監修ハヤシライスドリア」、坂内食堂の「坂内食堂監修 喜多方ラーメン~肉盛~」の3品。
また同社は12月15日、東北各県の人気ラーメン店が監修したラーメンを、それぞれのラーメン店が所在する県限定で発売した。「東北各県のラーメンを県別に同時発売」の企画は2018年10月からスタートし、今回で9回目。ローソンのチルドラーメンは東北エリアで人気が高く、1店当たりの販売高の順位は、1位 福島県、2位 秋田県、3位 青森県、4位 宮城県、5位 岡山県となっている。
- 岩手県「魚介豚骨醤油ラーメン」(麺SAMURAI桃太郎監修)
- 宮城県「鯛だし塩ラーメン」(麺舞杉のや監修)
- 山形「あごだし中華そば」(亞呉屋監修)
- 福島県「ゆず塩野菜らーめん」(幸楽苑監修)
(いずれも税込530円)
ミニストップ
花の苗贈呈30年で420万株
贅沢おにぎり「手づくりおにぎり 黒毛和牛焼肉」
ミニストップが1991年から始めた、公益財団法人花と緑の農芸財団が主催する「育てよう、花と緑、校庭に〜花の輪運動」への協賛活動が今年で30年目を迎えた。今年度は全国500校の小学校に各300株の花の苗を贈呈。1991年の開始から延べ1万6,234校に427万株を贈呈した。
黒毛和牛を使った贅沢なおにぎり「手づくりおにぎり 黒毛和牛焼肉」(税込257円)をミニストップは12月16日に発売。黒毛和牛を食べごたえのある2ミリの厚みにカットし、約20グラムとたっぷり使用した。醤油ベースのさっぱりとしたタレに、りんご・レモン・パイナップルの果汁を配合することで肉の旨味みを引き立て、ごはんがすすむ味付けに仕立てた。
セイコーマート
児童福祉施設にクリスマスケーキとマスクをプレゼント
セイコーマートは12月22日、北海道内の児童福祉施設114ヶ所/約4,800名の子どもたちに、オリジナルクリスマスケーキ(生クリームケーキ5号・税抜2,250円)をプレゼントする。2002年から開始した取り組みで今回で19回目、延べ6万8,386名の子どもたちが対象となった。セコマグループの社員がサンタに扮して施設を訪問するが、今年はコロナウイルス感染拡大防止のため施設内に入らず玄関で手渡す。なお今回は、約4,600名の施設職員向けに「Secoma肌ざわり、なめらか国産不織布マスク」も別途贈呈する。