全国スーパーマーケット協会など3団体が発表した食品スーパー270社の8月の売上高(速報値)は、既存店ベースで6.7%増だった。伸び率は前月の5.6%増(確報値)を上回り、7カ月連続のプラスとなった。
商品部門別では、売り上げ全体の3分の1強を占める生鮮3部門が合計で12.4%増と全体を押し上げた。青果が16.7%増と特に伸び率が高く、水産(7.9%増)と畜産(10.3%増)も好調だった。総菜は0.6%減、日配は7.6%増、一般食品は4.5%増だった。
地域別では、関東の伸び率が最も高く9.9%増、中国・四国(6.6%増)、近畿地方(5.4%増)がこれに続いた。九州・沖縄(0.4%減)は前年実績を下回った。