1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた週刊スーパーマーケットニュース。コープさっぽろでは、現在18店舗で導入している「大惣菜化プロジェクト」売場を、9月10日、室蘭地区で初めて「しがイースト店」に新設した。「大惣菜化プロジェクト」は、農産・畜産・水産・デリカの各部門で、それぞれの食材の旨みを活かした総菜を開発して店内で調理。できたてを求めやすい価格で提供する取り組みだ(9月11日から17日のニュースをまとめました)。
ライフコーポレーション
「阪神鳴尾店」オープン
ライフコーポレーションは9月16日、兵庫県西宮市に「阪神鳴尾店」をオープンした。地元・兵庫県の漁港から届く新鮮な生魚を品揃えするなど、鮮度抜群の生鮮食品をアピール。また、充実したサラダコーナーや素材にこだわった弁当についても積極的に展開していく。新店の特徴は以下のとおり。
①魚屋の雰囲気あふれる対面の調理場で、神戸市場や明石近郊漁港から届く新鮮な生魚を調理するほか、幅広い年代の顧客に魚を気軽に食べてもらえるよう、種類を豊富に取り揃えた。
②農産・水産・畜産・惣菜の各部門で、野菜や新鮮な食材が楽しめるサラダを充実させた。
③単身世帯が多いエリアであることを考慮し、弁当の品揃えを強化。昼食・夕食の時間帯のピークに合わせて、出来立ての商品を提供していく。
④便利なカットフルーツや本格的なスイーツまで、自慢の商品を取り揃えた。
- 所在地・・・・・兵庫県西宮市里中町3-13-40
- 売場面積・・・380坪
- 年商目標・・・17億円
- 駐車台数・・・49台
- 従業員数・・・78名(社員20名、パートナー58名)
マックスバリュ西日本
「相生南店」リニューアルオープン
マックスバリュ西日本は2002年7月に開店した「相生南店」をリニューアルし、9月19日にオープンする。店舗の内装・外装・レイアウトを刷新し、これまで以上に「地元」、「美味しさ」、「鮮度」の3つの“価値”を高め、毎日来店したくなる店舗を目指す。今回のリニューアルにあたっては、24時間営業を開始して利便性を高め、旗艦店舗として再スタートを切る。同店の特徴は以下のとおり。
①果物売場では、最も旬の果物を、最も新鮮においしく味わってもらえる品揃えに力を入れた。また、旬の果物を使ったフルーツタルトや生ジュースの販売も新たに開始する。
②近隣の地域の生産者とのパイプを太くし、地域NO.1の地場野菜売場を目指す。
③地元漁港から仕入れた鮮魚を対面売場にし、顧客の要望に応じて調理するほか、鮮魚の刺身・寿司・煮魚・焼魚など、商品化にこだわった品揃えも行っていく。
④地元のグルメが味わえるよう、新たに「鉄板焼き」を採り入れ、地元で人気の“カキオコ”の出来立てや、“いかなごのくぎ煮”など地元食材を使ったおにぎりや弁当類も提供する。
⑤気軽に立ち寄れる花売場を目指し、“フラワーショップ コローレ”ブランドを新たにオープン。
- 所在地・・・・・兵庫県相生市那波南本町8-8
- 売場面積・・・592坪(直営)
- 駐車台数・・・525台
- 営業時間・・・24時間(年中無休)
コープさっぽろ
「ゆうばり店」オープン
室蘭地区初の「大惣菜化プロジェクト」売場
コープさっぽろは9月17日、ゆうばり店をオープンした。「人が集まり、子育て世代にやさしい店舗」を目指した。地域一番の密着した店舗として、生鮮・惣菜コーナーを中心に、すぐに食べられる商品の充実を図った。また、日々の暮らしに貢献する商品・サービスや、地域の「ハレの日」商品も提供していく。
- 所在地・・・・・北海道夕張市南清水沢1-137-37
- 売場面積・・・148坪
- 駐車台数・・・90台
コープさっぽろはまた、現在18店舗で導入している「大惣菜化プロジェクト」売場を、9月10日、室蘭地区で初めて「しがイースト店」に新設した。「大惣菜化プロジェクト」は、農産・畜産・水産・デリカの各部門で、それぞれの食材の旨みを活かした惣菜を開発して店内で調理。出来立てを求めやすい価格で提供する取り組みで、小容量や簡単便利系の商品ラインナップの充実を図っていく。北海道は1世帯あたりの人数が2.18人と全国平均に比べて低く、少人数世帯への対応が求められていた。これまでの人気商品は、農産では“海老アボガドサラダ”、水産では“かれいの煮付”。1品200円前後の価格帯での提供を目指している。年内に約30店舗での展開を予定。
コープみらい
「上井草店」リニューアルオープン
コープみらいは上井草店の全面改装を行い、選びやすい、買いやすい売場を目指し、9月12日にリニューアルオープンした。「おいしさと安心を、うれしい価格で。」をコンセプトにし、地域に役立つ店舗を展開していく。
- 所在地・・・・・東京都杉並区上井草2-6-6
ヤオコー
「令和2年度障害者雇用職場改善好事例」で優秀賞受賞
“子ども支援”で社会福祉法人と合意書締結
ヤオコーは独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催、厚生労働者が後援する「令和2年度障害者雇用職場改善好事例」において、優秀賞を受賞した。2016年度の「障害者雇用優良事業所等厚生労働大臣賞」に続き、2回目の受賞となる。今後も、「障がいがあっても必要とされる人材を育てる」を基本方針とし、職務開発を含め、いきいきと活躍できる職場づくりを進めていく。
ヤオコーはまた、埼玉県社会福祉協議会と「食品等の提供・譲渡に関する合意書」を締結し、コロナウイルス感染拡大の影響により、生活に困難を抱えた家庭の子どもに対して支援を行う。今回は、商品管理ルールに基づく値下げ前の在庫米を、毎月約100袋を支援。配布先は、県内の子どもを抱える生活困難世帯や子ども食堂などで、第1回目の実施は9月18日。
ベルク
賞金総額1億円の感謝祭を開催
ベルクは9月12日から10月15日まで、「ベルク史上最大の恩返し!! 愛の感謝祭」を実施する。総本数2万200本で賞金総額が1億円。買上金額が税込3,000円以上(合算可)のレシートを1口として申し込める。ベルク商品券1万円が8,500本のほか、家電製品も6種類用意した。はずれた場合でも、抽選で1万1,585本の1,000円商品券プレゼントがある。
ライフコーポレーション
<近畿圏>「コーヒー&プレミアムクッキーシュー」
<近畿圏>「まるごとみかん大福」
ライフコーポレーションは大阪の洋菓子店「アンファン」、神戸の珈琲店「エビアンコーヒー」とコラボレーションした「コーヒー&プレミアムクッキーシュー」(税抜298円)を発売。ライフオリジナルの「プレミアムクッキーシュー」、「アンファン」の釜炊きカスタードクリームとクッキー生地、「エビアンコーヒー」の焙煎珈琲を使用した「コーヒークッキーシュー」のコラボセット。「プレミアムクッキーシュー」と「コーヒークッキーシュー」の2つの味が楽しめる。
同社はまた、近畿圏でまるごとみかん大福を発売した。ジューシーなみかんをまるごと1個、やさしい甘さの餅と白あんで包み、上品な味わいに仕上げた。みかんの甘酸っぱさと大福のなめらかな食感が特長。税抜238円。
イオン東北
青森県むつ市の「サーモントラウト」応援販売
9月18日から30日まで、むつ市の「サーモントラウト」(養殖)を、青森県内のイオンとマックスバリュの28店舗で応援販売する。販売するのは山口養魚場のサーモントラウトで、これまで主に飲食店向けに出荷していたが、コロナウイルス感染拡大に伴い需要が減少。品質や味が優れているにもかかわらず、行き場を失ってしまったサーモントラウトの応援販売をすることとした。海水よりも水温の低い淡水で育つサーモントラウトは、身が引き締まり、脂乗りも良く、歯ごたえ・旨み・甘みなどのバランスも優れている。