ホームセンター上半期、売上2ケタ増続く

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ホームセンター(HC)各社の上半期の業績は、軒並み売上高で2ケタ増となっている。

 アークランドサカモトが発表した20年2月期第2四半期決算は、売上高が15.1%増の649億円、営業利益は46.7%増の76億円となった。同社のHC部門に限っても21.5%増の386億円だった。通期予想も上方修正し、売上高は期首初めの予想から101億円上振れする1251億円(11.1%増)、営業利益は26億円上振れする124億円(30.2%増)とした。

 ケーヨーは、上半期の業績予想を上方修正し、売上高は79億円上振れする616億円、営業利益は27億円上振れする42億円になりそうだ。売上高は前年同期比から約11%増、営業利益は15倍強の大幅増収増益だ。通期予想に関しては、改めて発表するとしている。

 主要各社が発表する月次報告によると、上半期(3月~8月)の売上高前年同月比は速報値で、DCMホールディングスが11.6%増、コーナン商事が15.3%増、アレンザホールディングスが12.1%増、ジュンテンドーが17.6%増、イオン九州(HC店舗)は18.9%増だった。

 新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、衛生用品やマスク需要が高まり、巣ごもり需要でDIY用品、園芸用品が大幅に伸張し、テレワークによるインテリア、家具関連なども伸びた。

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