週刊スーパーマーケットニュース ライフ、近畿圏で生鮮のAmazon配達サービス開始
1週間のスーパーマーケットの動きをまとめた週刊スーパーマーケットニュース。アマゾンジャパンが運営するAmazonプライム会員向けサービス「Prime Now」において、ライフ店舗で取り扱っている生鮮食品や総菜の販売を、7月16日から近畿圏でも始めた。ライフとアマゾンの取り組みは、今後さらに拡大するか?(7月17日〜23日のニュースをまとめました)。
カスミ
「フードマーケットカスミ鹿嶋スタジアム店」オープン
カスミは7月24日、「フードマーケットカスミ鹿嶋スタジアム店」を茨城県鹿嶋市にオープンする。プロサッカーチーム「鹿島アントラーズ」のホームスタジアムでもある県立カシマサッカースタジアムに近接し、海と湖に挟まれた賑やかな街への出店となる。「安全・安心」、「健康」、「即食」をキーワードに、「品質・鮮度・味」にこだわった商品とメニューの提案を通して、食の専門店としての利便性を高めていく。同店のオープンで、神奈川県を除く1都5県で計190店舗となった。
・所在地・・・・・茨城県鹿嶋市宮中字角内附4783-1
・売場面積・・・552坪
・年商目標・・・13億円
・駐車台数・・・796台(共有)
・従業員数・・・正社員15名、パート・アルバイト40名(7.75時間換算)
いなげや
「ina21小平鈴木町店」オープン
7月22日、東京都小平市にオープン。小平市への出店は6店舗で、総店舗数は136店舗となった。同店では、すぐ調理できる簡便性の高い商品を“らくッキング”の名称でコーナー化。また、地産地消の推進のため、地元や近隣の生産者の野菜もコーナー化した。鮮魚はまぐろにこだわり、商品総量で100㎏以上にもなる本まぐろを品揃え。精肉は自社のプロセスセンターを活用し、仙台黒毛和牛・東北産美味豚・青森県産桜姫鶏などのこだわり商品も、すべてセンターパックで供給する。
・所在地・・・・・東京都小平市鈴木町1-464-4
・売場面積・・・264坪
・売上目標・・・10.5億円
・駐車台数・・・32台
・従業員数・・・36名(社員5名、パートナー社員31名/月166時間換算)
ライフコーポレーション
近畿圏で生鮮と総菜のAmazon配達サービス開始
アマゾンジャパンが運営するAmazonプライム会員向けサービス「Prime Now」において、ライフ店舗で取り扱っている生鮮食品や総菜の販売を、7月16日から近畿圏でも始めた。首都圏においては、すでに東京23区と4市で実施している。利用者は、合計数千点の商品のなかから希望商品をPrime Nowの専用アプリを通じてオンライン購入。Amazonの配送ネットワークによって商品を受け取る。
ラルズ
千歳市と応急生活物資供給に関する協定締結
北海道千歳市とアークス子会社のラルズが、7月22日、災害などが発生した場合に、ラルズが応急生活物資の供給や駐車場利用について協力することを定めた「災害時における応急生活物資の供給等に関する協定書」を締結した。ラルズは千歳市内において、スーパーアークス長都店とビッグハウス千歳店を運営している。
原信
長岡花火大会中止で線香花火を子供にプレゼント
戦後75年の節目を迎えた2020年、長岡まつり大花火大会が初めて中止となったことを受け、原信では、長岡市内の16店舗で、小学生以下の子どもたちに線香花火をプレゼントする。長岡花火財団の[「おうち花火」で想いをひとつに]に賛同した企画で、8月2日に「慰霊・復興・平和」への想いを込めて提供する。
ベルク
「令和2年7月豪雨」被災地・大分県に義援金
ベルクは、県産品の販売やキャンペーンなどで連携を深めてきた7月豪雨の被災地・大分県を支援するため、義援金として1,000万円を寄付した。県の名産品である「かぼすブリ」や「とり天」などの販売や「The・おおいた」キャンペーンなど、県と連携した取り組みを行ってきたことや、農林水産業に携わる人々への謝意を込めた。
マミーマート
下戸田店でも「国連難民支援キャンペーン」
7月10日から16日の7日間、所沢山口店で「国連難民支援キャンペーン」を実施。多くの来店者から支援を受けたことから、下戸田店(埼玉県戸田市)でも8月21日から27日まで、キャンペーンを行うこととした。
マックスバリュ九州
「エクスプレス今川店」オープン
8月20日のオープン。青果は「旬の食材を欲しい分量だけ」、鮮魚は「新鮮な魚を求めやすい価格で」、精肉は「安全安心にこだわった肉を買いやすい分量で」、惣菜は「選ぶ楽しさと出来立てのおいしさを提供」という、従来どおりのコンセプトで商品を販売していく。
・所在地・・・・・福岡市中央区今川2-14-1
・売場面積・・・203坪
・従業員数・・・約40名
イオン東北
「マックスバリュ港北店」リフレッシュオープン
7月18日にリフレッシュオープン。今回のリフレッシュオーップンでは、「もっと手軽に、地域の新鮮なおいしさを提供」をコンセプトに、売場や設備を改装。秋田県産の商品の取り扱いも大幅に増やし、地場農産物や加工品など自家用商品だけでなく、手土産品などギフトに使える商品を取り揃えた産直コーナーも新設した。また、コロナウイルス感染症防止策として、カートを除菌するゲートをイオン東北で初めて導入した。
・所在地・・・・・秋田市土崎港北7-2-20
・売場面積・・・713坪
・営業時間・・・24時間営業
・駐車台数・・・135台
ダイエー
横浜市にも熱中症対策商品を提供
7月17日、横浜市港南区と栄区に熱中症対策商品として「トップバリュ電解補水液500ml」約1万4,000本を無償提供した。コロナウイルス禍でマスク着用や室内の換気徹底が求められ、例年以上に熱中症のリスクが高まること、また、イオンフードスタイル港南台店の営業活動や地域貢献活動などの取り組みで、協力関係にあることから提供を申し出た。7月6日にも神戸市に熱中症対策商品の無償提供を行っている。
丸久
「マルキュウ浅江店」オープン
山口県光市の「レッツ光ショッピングセンター」内に、7月16日オープン。安心・安全・信用をモットーに、質の高い店舗を目指していく。新鮮で安心・安全な商品、健康志向に対応した商品を充実させたほか、「マルカマネーポイント3倍」、均一セール、米10%割引、牛乳・豆腐・麺の日、菓子パン10%割引、生鮮市・卵の日など、曜日別の買得サービスを連続的に打ち出していく。
・所在地・・・・・山口県光市浅江3-22-10
・売場面積・・・419坪
コープさっぽろ
「大惣菜化プロジェクト」売場を函館「ひとみ店」に新設
コープさっぽろは7月16日、函館市のひとみ店において「大惣菜化プロジェクト」の売場を新設した。「大惣菜化プロジェクト」は、農産、畜産、水産、デリカの各部門それぞれの食材・素材の旨みを活かした惣菜を開発し、店内調理の出来立てを求めやすい価格帯で提供する取り組み。小容量や簡単便利系の商品ライナップの充実と、店内調理による新鮮で出来立てを、1品200円前後の価格帯で提供することで、少人数世帯にも対応していく。すでに札幌市内を中心とした11店舗で導入ずみで、年内に約30店舗での展開を目指している。
ライフコーポレーション
「軽くて履き心地の良いコートスニーカー」
冷凍「みやざき地頭鶏」3種類
ライフコーポレーションは、今年1月に販売して好評となった「軽くて履き心地の良いコートスニーカー」の紳士用を、近畿圏の衣料品売場で販売。首都圏では8月上旬から発売する。税抜1,990円。
ライフコーポレーションはまた、7月21日より、居酒屋「塚田農場」で人気の「みやざき地頭(じとっこ)鶏」を冷凍食品にして、首都圏で販売する。炭の香りを持った「地鶏炭火焼」は塚田農場の看板商品で、炭火焼、モモ肉、ムネ肉の3種類を用意した。
マックスバリュ東海「はちみつのヨーグルト酒」
7月25日、1,000本限定商品として「はちみつのヨーグルト酒」を発売。食を通して地域への貢献を果たすべく、「地域商品」の開発と導入を進める同社が、富士高砂酒造と共同で開発した。継続的に取り組む「富士山ありがとうキャンペーン」の対象商品で、500ml税込1,518円。