コスモス薬品、今期売上高は7000億円突破の見込み、積極出店続ける

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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コスモス薬品の主力フォーマットは500坪サイズの郊外店だ。関東エリアにおいても出店のメーンは郊外店となる見込み
コスモス薬品の連結売上高は、2021年5月期に7000億円を突破する見込み。

 ドラッグストア大手のコスモス薬品の連結売上高は、2021年5月期に7000億円を突破する見込みだ。20年5月期は80店舗を新規出店したが、今期も地盤の九州・中四国で引き続き積極的な出店を行うとともに、関東・中部・関西の3大都市圏での出店を拡大していく。

 21年5月の売上高は前期比5.6%増の7230億円、営業利益は横ばいの291億円、純利益は1.6%増の217億8000万円となる見通しだ。ドラッグストアで売上高が7000億円を超えるのは、ツルハホールディングス(HD)、ウエルシアHDに次いで3社目となる。

 なお、コスモス薬品が発表した20年5月期の連結業績は、売上高が12.0%増の6844億円、営業利益が17.4%増の290億円、純利益が11.7%増の214億円だった。同社が公表していた業績予想に比べて、売上高が259億円、営業利益が42億円の上振れとなった。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う内食需要の拡大で、全体の50%を超える食品の売り上げが14.2%増となるなど好調に推移した。既存店売上高は4月が前年同月比17.5%増、5月が15.2%増、6月が10.5%増と2ケタの伸びが続いている。

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