週刊スーパーマーケットニュース ヨークベニマルがSC「ヨークタウン水戸」に新店オープン

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた『週刊スーパーマーケットニュース』。ヨークベニマルの新店がショッピングセンター(SC)「ヨークタウン水戸」内にオープンする。スーパーマーケット(SM)がSCへ出店するケースが増えてきており、売場づくりにおいて幅広い客層への対応が進んでいる。各社が足元商圏の客層だけではなく、より広域の需要の取り込みを図っている。(2月14日から2月20日までのニュースをまとめました)。

ヨークベニマル

ヨークベニマル
水戸元吉田店オープン

 ヨークベニマル(福島県)は222日、茨城県水戸市のショッピングセンター(SC)「ヨークタウン水戸」に「ヨークベニマル水戸元吉田店」(以下、元吉田店)をオープンする。水戸市への出店は7店舗目で、茨城県では41店舗、他県を含めて合計が232店舗となる。

 元吉田店は、JR水戸駅から南東へクルマで約12分の場所に位置する。近隣には日本三大名園の1つ「偕楽園」があり、多くの観光客で賑わう地域だ。店舗周辺には多くの幼稚園、小・中学校が集中しており、子育て世代や単身世帯が多い。

・生鮮食品は、とくに鮮度にこだわり、味や品質のよい商品を揃える。鮮魚売場では、まぐろにこだわり、切りたて、作りたての刺身を提供。丸魚コーナーでは、近海の丸魚の調理や量目変更に対応する。精肉売場では、「常陸牛」をはじめ、地域の黒毛和牛などを品揃えし、安全・安心を訴求する。また、ハンバーグや焼肉商材の品揃えに加え、ローストビーフなどの生食コーナーも充実させる。青果部門では、茨城県産の農産物の仕入れを強化し、近隣の契約農家の新鮮な野菜を毎日提供する。
・単身のお客向けに少量使い切りサイズの商品も提供。簡便商品として、鮮魚の「骨なし商品」や「フライパンメニュー」、若い家族が多く居住することを考慮し、総菜の品揃えも強化した。さらに、手軽・簡単・便利なメニュー提案に力を入れ、経済的でおいしく食べられるレシピも紹介し、毎日の献立をサポートしていく。

・所在地・・・・・茨城県水戸市元吉田町1037-4
・売場面積・・・2324
・駐車台数・・・694台(ヨークタウン水戸)
・年商見込・・・19億円
・従業員数・・・105名(正社員20名、地元採用者85名)

 

カスミ
新利根店オープン

 カスミ(茨城県)は221日、茨城県稲敷市に「フードスクエアカスミ新利根店」(以下、新利根店)をオープンする。「安全・安心」「健康」「即食」をキーワードに、「品質・鮮度・味」にこだわった商品とメニューの提案を通して、食の専門店としての利便性を高めていく。稲敷市への出店は2店舗目、カスミの店舗数は合計で188店舗となる。敷地内には、ドラッグストア、クリーニング、美容室など7テナントが入居し、新利根店はコミュニティの中核としての機能を発揮する。

・青果売場では、簡単・便利なカット野菜やキット野菜、カットフルーツ、フルーツデザートの品揃えを強化したほか、地場野菜・有機野菜も充実させた。花コーナーでは、テーブルフラワーから催事に合わせた花束、アレンジまで展開する。
・鮮魚売場では、「マグロ」で地域一番の刺身コーナーをめざしたほか、鮮度抜群の「銚子港直送近海魚」、ノントレーによる環境配慮の「真空包装商品」などの品揃えも強化。同時に、「旬商材」、簡単・便利、手軽に調理できる「ミールキット」、個食に対応した「バラ販売」、「味付け・厚切り商品」を揃える。
・精肉部門では、「ローズポーク」など茨城県産銘柄肉の品揃えと、簡単・便利な「味付け商品」、冷凍保存可能な「冷凍簡単調理キット」、健康を意識した「サラダチキン」、個食に対応した「レンジ対応商品」を提供する。
・総菜部門では、昼食需要に対応し、魚・肉・野菜の食材をテーマとした弁当、健康をサポートする「栄養バランス弁当」を展開する。

 

・所在地・・・・・茨城県稲敷市角崎1665
・売場面積・・・1865
・駐車台数・・・241
・年商目標・・・15億円
・従業員数・・・正社員13名、パート・アルバイト27名(7.75時間換算)

 

ベルク
フォルテ白井店オープン

 ベルク(埼玉県)は219日、「フォルテ白井店」をオープンした。千葉県白井市根476-2に所在する。同店は、複合商業施設である「フォルテ白井」の核店舗。マツモトキヨシ、100円ショップのセリアなど、7つのテナントが順次オープンする。

 

マックスバリュ西日本
地産地消の食育イベント開催

 マックスバリュ西日本(広島県)は219日、ザ・ビッグ神辺店(広島県福山市)で、福山市の農産水産物を使用した地産地消メニューを知ってもらうための食育イベントを開催した。同インベントでは、里芋、金時人参などを使ったメニューの提案と試食会を実施。同社は食育活動を2007年から続けており、地域に合わせさまざまな活動を進めている。

 

日本生協連
①ミックスジュースを39年ぶりにリニューアル

 日本生協連(東京都)は、発売39周年を迎える野菜果実のミックスジュース「COOPミックスキャロット」をリニューアルし、新たに「COOPミックスキャロットスムージー」(125ml78円、以下税抜価格)を加え、31日から発売する。国産にんじんの割合を60%に高め、子どもでもおいしく飲めるフルーティーな味に仕上げた。

 

②「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞」5年連続1

 ベネッセコーポレーションが発行する雑誌『初めてのたまごクラブ』、『たまごクラブ』、『ひよこクラブ』の読者アンケート調査において、食材・食事宅配部門で生協が「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2020」を受賞した。今回の受賞で、2016年から5年連続の1位となった。全国の生後0カ月から16カ月の子どもを持つ、たまひよ読者2000人へのwebアンケート調査を行い、集計した。

 

U.S.M.H
eatime
の「笹かまぼこ」新発売

 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都)のプライベートブランド(PB)「eatimeイータイム」から、「吉次の旨味と ぐちの食感を味わう肉厚な笹かまぼこ」を214日に発売。スケソウダラ、吉次、ぐちの3種類のすり身をブレンドし、eatimeの九州五島灘産の塩を使用することで、旨みとコクのある味、なめらかで弾力のある食感に仕上げた。3枚入り278円で販売する。

 

ライフコーポレーション
①首都圏限定の“かつ重”をリニューアル

 ライフコーポレーション(大阪府)は「スーパーマーケットで一番おいしいかつ重をつくりたい!」という思いから、試行錯誤を重ねて発売したのが「だしの旨み!三元豚ロースかつ重」(498円)。同社のPB「ライフプレミアム」の「旨みとだしが自慢の贅沢な濃厚つゆ」と調味料を、独自の割合で調合した理想のタレで煮込んだ。首都圏120店舗で販売する。

 

②近畿圏では「さちのか苺大福」を発売

 ライフコーポレーションは、オリジナル商品の「さちのか苺大福2個入」(298円)を、2月末までの春にかけての期間、販売する。例年1日に1000個以上売り上げる人気の商品で、国産さちのか苺をまるごと1個使用し、甘さ控えめの粒あんと濃厚な生クリームをふっくらした柔らかな餅で包んだ。

 

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