週刊スーパーマーケットニュース ライフ高石店をリニューアルオープン 子育て世代の需要の取り込みを図る
1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた『週刊スーパーマーケットニュース』。ライフコーポレーションは1月29日、「ライフ高石店」をリニューアルオープンした。子育て世代の需要を取り込むべく、品質にこだわった商品を揃えるほか、イートインスペースや子供の遊び場を新設した。今後増えることが予想されるリニューアルオープンの際には、商圏内の客層を見直すことがポイントになりそうだ。(1月24日から30日までのニュースをまとめました)
日本生協連
『生協のレジ袋実態調査』
今年7月に有料義務化となるレジ袋について、全国の生協のレジ袋削減の実態を把握するため、39生協・870店舗を対象に、2018年4月から2019年3月まで1年間の削減状態を調査した。
今回の調査から、全国の生協の削減率(*)は82%で、削減枚数が3.9億枚となることが明らかになった。削減の取り組みとして最も多く採用されているのが、購入した商品と一緒にレジ袋代金をレジで支払う「レジ精算方式」で、870店舗のうち745店舗が採用。また、レジ袋精算方式を採用している店舗についての削減率は88%となり、「募金方式」や「スタンプ・ポイント方式」、「マイバッグ持参による還元」などの方式を採っている店舗に比べて、削減効果が高いことがわかった。
レジ精算方式で削減に取り組んでいる店舗では、レジ袋の金額を2円〜5円で設定していて、2円の場合の削減率が83%に対し、5円では93%と、金額が高いほど削減率が高くなった。
*レジ袋削減の取り組みをしなかった場合のレジ袋使用量の想定と、取り組んでいることによる実際のレジ袋使用量との差から算出した割合
オークワ
ジビエの試食販売を2週末連続で開催
和歌山県と協働し、ジビエの試食販売をメッサ高松店(和歌山市西高松)で実施する。2月1日・2日、8日・9日の2週末連続の開催となる。
和歌山県では、平成29年度から県内の給食を実施している小中学校などにジビエの提供を行っていて、ジビエ給食の実施時期に合わせて、メッサ高松店でジビエ加工品の試食販売イベントを行う。
イベントの内容は、ジビエソーセージを使用した給食メニュー「ジビエのナポリタン」の試食、ジビエ給食をはじめとした県の取り組みの紹介、「鹿肉のソーセージ」や「猪肉のソーセージ」の試食販売などで、ソーセージについては鹿・猪とも100g5本を398円(税抜、以下同)で提供する。
カスミ
つくばみらい市と「包括連携協定」締結
カスミとつくばみらい市が、それぞれ有する人的・物的資源を有効に活用し、社会福祉の推進を目的とした包括連携協定を1月29日に締結した。主な連携事項は、子育て支援、高齢者支援、障がい者支援、健康づくりの推進、生活困窮者支援、その他福祉の推進や市民サービスの提供など。
道南ラルズ
インストアショップ「ピザーラスタイル」全国で初のオープン
道南ラルズが運営するスーパーアークス港町店(函館市港町)の店内に、宅配ピザの「PIZZA-LA」を展開するフォーシーズ(東京都港区)が運営する、持ち帰り専門のインストアショップ「ピザーラスタイル」が1月23日、全国で初めてオープンした。おいしい作りたて焼きたてのピザを提供するため、通常の「ピザーラ」同様に、注文を受けてからピザを作って焼き上げる。持ち帰り専門のインストアショップのため、宅配や電話での注文には対応していない。
ヤマザワ
仙台市の「フードドライブ」に参加
仙台市で実施する「フードドライブ」に、2月1日から3月1日の期間、住吉台店(泉区)と中田店(太白区)の2店舗が参加する。スーパーマーケットとしてはヤマザワのみが参加の予定。
ハローズ
北島中央店がオープン
24時間営業、年中無休の北島中央店(徳島県板野郡北島町中村字福神13-1)が1月25日にオープンした。徳島県では8店舗目となる。
ライフコーポレーション
高石店が改装オープン
1972年3月に営業を開始した高石店が、2018年5月に建て替え工事のため一時閉店し、1月29日に“新・高石店”として再オープンした。改装前からのシニア層の顧客に加え、子育て世代にも満足してもらえるよう、食料品・日用品・衣料品の品揃えを充実させた。また、イートインスペース(25席)や屋外に遊具を備えた子どもの遊び場を新設した。
・所在地・・・・・大阪府高石市高師浜3-20-20
・売場面積・・・796坪
・年商目標・・・20億円
・駐車台数・・・30台
・従業員数・・・93名(社員18名、パートナー75名)
コープみらい
台風被災地支援で学校給食3650食を無償提供
2月20日と21日、千葉県館山市の公立幼稚園、小学校、中学校の園児・児童・生徒全員と教職員などに食品を無償で提供する。台風15号で被災した学校給食センターを支援するのが目的だ。「産直お米育ち豚のしょうが焼き丼の具」、「CO・OPアップルゼリー」を学校給食として計3650食分を用意する。
マックスバリュ東海
静岡県へ約644万円を贈呈
商品の販売を通じて地域に貢献することをめざす「富士山ありがとうキャンペーン」の対象商品の売上の一部と、有料レジ袋収益金を、1月29日、静岡県に贈呈した。キャンペーン分として500万円、有料レジ袋収益金約144万円、の計644万円。
U.S.M.H
生さばを使用した「さば缶」2品
ユナイテッド・スーパーマーケト・ホールディングスが1月24日、プライベートブランド商品の「eatime イータイム」から「さばの水煮缶」と「さばの味噌煮缶」を発売した。栄養面でも手軽さでも注目度の高い「さば缶」の原料に、千葉県銚子港で水揚げされた脂ののった鮮度の高い「生さば」を使用し、塩、味噌にもこだわっておいしく仕上げた。
・「銚子港水揚げの原料を使用したさば水煮」(248円)
・「銚子港水揚げの原料を使用したさば味噌煮」(248円)
みやぎ生協
貝殻を使ったほたての割り箸
復興支援と東北の地域経済振興をめざす「古今東北」ブランドの新商品として、青森県産のほたて貝殻粉末を51%配合(49%はポリプロピレン)した割り箸を開発。1月30日から東北の生協で販売する。木製で使い捨ての割り箸に代わる「洗って使える」割り箸は、貝殻を有効活用することで、貝ごみを減らし、プラスチックの代替素材として使うことができる「プラスチック・スマート」(*)を反映した商品となる。「古今東北 青森県産ほたて貝殻使用 洗って使えるほたて箸」は10膳入・200円。
*「プラスチックとの賢い付き合い方」を進めるため、環境省が立ち上げたキャンペーン。