週刊スーパーマーケットニュース 函館市内にスーパーアークス日吉店がオープン
1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた『週刊スーパーマーケットニュース』自治体が進める街づくりと並行し、スーパーマーケットが出店するケースが増えてきた。アークスグループの一員である道南ラルズは、「スーパーアークス日吉店」を函館市の複合施設「コンテ日吉」内に出店する。店舗内にくつろげるスペースをつくることにより、コミュニティ形成に一役買いそうだ。(10月25日から31日までのニュースをまとめました)
①ライフ
南台店をリニューアルオープン
ライフコーポレーションは、東京都中野区にある「ライフ南台店」を11月6日に改装オープンする。1974年4月に開店した同店は、買い回りしやすい店づくりのため、内装を刷新する。商品棚ケースを入れ替え、食品の品揃え・陳列量を拡大する。たとえば、果実コーナーの拡大、冷凍食品の品揃えの充実、少人数世帯向けの少量目パックの用意などだ。
また、総菜売場において、ベーカリー「小麦の郷」コーナーを新設し、自社工場で手作りしたベーカリーを各種取り揃える。
・所在地 東京都中野区南台2-51―7
・売場面積 580㎡
・従業員数 41人(社員11人、パートナー30人)
・駐車台数 なし
②いなげや
第2四半期、通期の業績予想を下方修正
いなげやは、2019年5月8日に公表した2020年3月期の第2四半期および通期の連結業績予想を下方修正した。第2四半期については、営業収益が前回発表予想から1.8ポイント減の1256億7000万円、営業損失が1億9900万円、当期純損失が2億7300万円となった。
今期、スーパーマーケット事業では新店2店舗、売上高前年比100.3%、ドラッグストア事業では新店10店舗、売上高前年比107.3%を計画していた。スーパーマーケット事業において、生鮮3部門の販売強化と総菜部門の時間帯別売上管理、新製品開発などにより客数回復に一定の効果はあったものの、天候不順や価格対応などの影響などがあり、客数が前年同期比 98.0%、客単価が同 99.3%、既存店売上高が同 97.2%と計画を下回る結果となった。
このような状況を受け、通期では営業収益が2520億円、営業利益は15億円、当期純利益が1億円と下方修正した。
③ライフ
食品ロス削減に向けた取り組み
ライフコーポレーションは、食品ロスの削減を目的に、常温加工食品を対象に納品期限緩和への取り組みを開始する。従来は、賞味期限期間の3分の1以内で商品を納品する商慣例だったが、150日以上の賞味期限の場合に限り、一部のカテゴリー商品から賞味期限期間の2分の1以内へルールの見直しを実施する。2020年3月に全カテゴリーでの見直しをめざしている。
・対象店舗 全276店舗(首都圏120店舗、近畿件156店舗)
・開始予定日と対象商品群
・2019年11月1日納品分 一部カテゴリー(飲料、ラーメン)
・2020年3月1日納品分 全カテゴリー
④ベイシア
なめがわモール店リニューアルオープン
ベイシアは、10月25日に「ベイシアなめがわモール店」を改装オープンした。埼玉県比企郡滑川町にある「なめがわ森林モール」は、2006年6月にオープンした大型商業施設でホームセンターや書店、カフェなどが出店している。同店は、リニューアルにあたり、ディスカウントストアとして「エブリデイロープライス」を掲げ、生鮮、日配を中心に価格を見直した。そのほか、ベイシアプライベートブランド、飲料や加工食品などの加工販売をし、まとめ買いにも応えている。
・所在地 埼玉県比企郡滑川町大字羽尾2780
・駐車台数 1448台
⑤道南ラルズ
スーパーアークス日吉店オープン
アークスグループの一員の道南ラルズは、11月1日に「スーパーアークス日吉店」を、函館市の進める「福祉コミュニティ構想」により開発された複合施設「コンテ日吉」内に出店する。生鮮食品に力を入れ、地産地消の商品も豊富にそろえている。青果コーナーでは、地場野菜を毎日地元の生産者から仕入れるほか、水産コーナーでは新鮮な刺身を豊富な種類から選ぶ「バイキングコーナー」を設けた。そのほか、40席の休憩スペース「日吉ともだち広場」も設け、お客が買物しやすくしている。
・所在地 北海道函館市日吉町4-14-1
・売場面積 約458坪
・駐車台数 168台