週刊スーパーマーケットニュース コープ東北“子供のための婚活セミナー開催”

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた『週刊スーパーマーケットニュース』。メーカーとの協賛企画には、割引キャンペーン、工場・産地見学、招待旅行などが多いが、ベルクのように元実業団の陸上選手から学ぶ走り方教室を開催するという企画もおもしろい。一方、コープ東北サンネット事業連合では、親を対象に「子供のための婚活セミナー」を開催。世の中のニーズにあった取り組みに力を入れるのも新しい。(8月23日から29日のニュースをまとめました)。

コープみらい

① 日本生協連
食物アレルギー対応商品がキッズデザイン賞受賞

 日本生協連とコープデリ連合会が共同開発した食物アレルギー対応商品「7品目を使わない」シリーズが、第13回キッズデザイン賞を受賞した。コープ商品の同賞受賞は、今回で2回目となる。
キッズデザイン賞は、NPO法人キッズデザイン協議会が2007年に創設。子どもや子どもの生み育てに配慮したすべての製品・空間・サービス・活動・研究を対象とする顕彰制度で、「7品目を使わない」シリーズを、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」に応募し、受賞した。
同シリーズは、特定原材料7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)を使わない食物アレルギー対応商品で、食物アレルギー対応の食事を別々に用意する手間や、食物アレルギーを持つ人が家族と違う食事をすることで感じる疎外感を解消するため、日本生協連とコープデリ連合会が共同で開発し、今年4月から発売した。同シリーズでは、アレンジしやすい基本のソース(4品)、米粉でつくった麺類(4品)、ミックス粉(2品)を揃えた。

② ダイエー
「イオンフードスタイル新松戸店」へリニューアル

 ダイエーは8月30日、「ダイエー新松戸店」をリニューアルし、新たに「イオンフードスタイル新松戸店」としてオープンする。関東初の「ちょいゴチ」肉バルを導入するなど、利用客に斬新さをアピールしていく。
同社は、首都圏および京阪神地域における事業領域エリアの拡大を目的に、「おいしく食べて“ココロとカラダ”健康に」をコンセプトとする業態「イオンフードスタイル」への積極的な転換と新規出店を推進している。
今回、食品売場の活性化として、中食売場の拡大・品揃え強化に加え、出来立てごちそうメニューを気軽に楽しめる「ちょいゴチ」コーナーを関東エリアで初めて導入した。併せて、鮮度や品質にこだわった生鮮食品や、ヘルス&ウェルネス関連商品を充実させることで、「食べに行きたい」、「料理したい」ニーズに応える売場を目指した。

  • 所在地・・・・・・・千葉県松戸市新松戸3-2-2
  • 売場面積・・・・・直営1,494坪

③ コープみらい
体験企画型のイベントを池袋サンシャインシティで開催

 コープみらいの食育「食べる、たいせつ」をテーマにした、家族で楽しめるイベント『コープみらいフェスタ池袋サンシャインシティ』を9月29日に開催する。
およそ60の産地やメーカーが出展し、コープ商品・産直品の試食・販売を行う物産展や親子で楽しく学べる体験企画を実施する。生産者やメーカー担当者と交流しながら試食や買物を楽しめる「“もぐもぐ”ゾーン」、食育やSDGs、コープみらいの取り組みを、親子で楽しめるゲームやクイズを通じて伝える「“わいわい”ゾーン」を用意する。その他、オリジナルのカレー粉づくりやサンドイッチづくり、レジ打ちを体験できるコーナー「“わくわく”ゾーン」も用意。また、親子で楽しめるステージイベント「“にこにこ”ゾーン」では、「キッズスマイルカンパニー」によるリズム体操やご当地・池袋のヒーロー「フクロウ戦士トシマッハ」によるヒーローショー、和太鼓やゴスペルのミニコンサートなども開催する。入場は無料。

④ マックスバリュ北海道
グループ挙げて総合地震防災訓練を実施

 北海道のイオングループは、9月1日の「防災の日」に先駆け、8月29日に北海道東部沖(十勝沖~根室沖)を震源とするマグニチュード8.8(震度6強)を想定した総合地震防災訓練を実施する。
昨年9月の北海道胆振東部地震を教訓に、道内全域での大規模停電を想定した訓練を初めて実施する。訓練は、「発災直後」、「発災4時間後」、「発災24時間後」の3部構成で、早期の営業再開に向け、大規模停電となったときの対策本部設置訓練やイオングループ本社対策本部(千葉県幕張)・店舗との情報共有のほか、行政からの物資要請を想定した商品調達訓練も行う。
また、総合地震防災訓練の一環として、マックスバリュ北1条東店では、NTTドコモと連携し、衛星電話や携帯電話を複数台同時に充電できるマルチチャージャーを体験してもらうコーナーを設置する。実施会場は、イオン北海道本社、マックスバリュ北海道本社。

⑤ 流通3団体
SM業界統一の軽減税率ポスターを作成

 10月から導入される軽減税率制度に伴い、レジ会計時に「持ち帰り(テイクアウト)」または「店内飲食(イートイン)」かの意思確認を行い、適切な税率を適用することになる。そのため、オール日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会の流通3団体は、全国の各店舗において、顧客にわかりやすく、適切な税率適用が行えるよう、業界統一のポスターを作成した。作成にあたっては、生活に密着したSMの特性を加味し、「より平易でわかりやすい言葉」や「親しみやすい社会的知名度の高いイラスト」などを用いた。掲示場所や目的別に3種類を用意し、使用については任意。

⑥ ベルク
共同企画が“走り方教室”

 元ヤクルトの陸上部選手によるランニング(走り方)の実技指導を行う。招待人数は小学生以上の40名。10月19日にヤクルト本社戸田陸上競技場(埼玉県戸田市美女木)で開催する。応募者は9月9日までに、ヤクルト商品を含む税込購入金額が1,000円以上のレシート(有効期間:8月1日~9月7日)を1口として申し込む。「親子で楽しくコース」、「レベルアップコース」(中学生以上)を用意する。

⑦ ヤオコー
ワインのさらなる強化キャンペーン

 ワイン販売に重点を置くヤオコーが、ネット会員限定で「第7回もっとワインが楽しくなるキャンペーン」を行う。希望者は、対象商品1品以上を含む税抜1,000円以上買上で応募できる。締切は9月30日で、100組200名を特別ワイン試飲会に招待(ガーデンヒルズ迎賓館)するほか、200名にヤオコーカード500ポイントを進呈する。

⑧ コープ東北サンネット事業連合
子供のための婚活セミナー開催をバックアップ

 「子供に結婚してほしいけれども、なかなか言い出せない」、「子供が結婚しないので、気をもんでいる」、「親として応援したいが、どうすればよいのかわからない」という声に応え、コープ東北サンネット事業連合はマリッジパートナーズと協力して、婚活セミナーの参加者を募集する。開催は9月7日・8日・22日、10月5日・6日・27日。11月以降も開催を予定している。参加費は無料。

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