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週刊スーパーマーケットニュース サミットがリサイクル堆肥を使用した野菜を販売

サミットは4月1日から、店舗から出た食品残渣をもとに作った堆肥を使用して生産した野菜を「世田谷船橋店」(東京都世田谷区)で販売する。バックヤードの商品製造では、1日1店舗あたり約100㎏の食品残渣が発生するという。これまでも、食品残渣の肥料化や飼料化に取り組んできていたが、新たに富里市農業協同組合の協力を得たことで、生成された堆肥を使用した野菜を店頭販売することが可能になった。サミットの食品循環の新しいシステムモデルづくりに、大いに期待したい。(3月31日~4月6日のニュースをまとめました)

紅屋商事
「カブ・マルシェ江陽店」をオープン

 紅屋商事は4月13日に「カブ・マルシェ江陽店」(青森県八戸市)をオープンした。市場のように気軽に買物ができ、ショート・タイム・ショッピングを実現する店づくりを行った。「カブ・マルシェと言えばお魚」、「カブと言えばお肉」という評判を定着させるべく、「新たなお魚屋さん」のスタイルを確立するとともに、「お肉の専門店」を作り上げていく。また、酒部門は充実した品揃えと豊富な情報提供で、地域一番の売場をめざす。

マルエツ
2022年度の「子ども食堂」への寄付は2000万円

 マルエツは3月31日に「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」を通じて、出店地域の「子ども食堂」に2000万円を寄付したことを発表した。店舗で募った店頭募金と、マルエツからの拠出金を合わせたもの。寄付活動は2020年9月から開始し、これまでの累計募金額は約7300万円となった。

原信
「紫竹山店」をリニューアルオープン

 原信は4月8日に「紫竹山店」(新潟県新潟市)をリニューアルオープンする。24時間営業の店舗で、サラダライフの提案、「お魚のお惣菜」、エシカル商品の「Hana-well(ハナウェル)」などを特徴として打ち出した。国内醸造のワインも多数品揃えしている。

デリシア
「うえまつ店」を建て替えオープン

 デリシアは4月28日に「上松店」をスクラップ&ビルドし、「うえまつ店」(長野県長野市)として開店する。従来店舗に比べて売場面積を広げた。また、新たな取り組みとして、 “食事シーン”に向けた総菜などの商品の強化、メニュー提案を行うクッキングサポートなどを展開。太陽光パネルを設置して、平常時には自家消費、災害時には電力供給拠点として機能させていく。

アルビス
PB商品36アイテムを価格引き下げ

 昨年末から一部プライベートブランド(PB)商品について「価格据え置き企画」を実施しているアルビスが、4月1日から6月30日まで、購入頻度が高いPB商品のなかから36アイテムを対象に価格の引き下げを行う。

しずてつストア
全国1位の“三冠”を達成

 しずてつストアは3月25日、環境省策定の環境マネジメントシステム「エコアクション21」の表彰式で、「エコアクション オブ ザ イヤー2022」ソーシャル部門で最高賞の金賞(環境大臣賞)を受賞した。昨年10月には、「2022年度CGCグループ全国チェッカーフェスティバル」で、長泉店のスタッフが全国1位の最優秀賞を受賞した。また、エイジスリサーチ・アンド・コンサルティングが実施した「サービス・オブ・ザ・イヤー2022」で、「入江店」(静岡県静岡市)がスーパーマーケット部門賞を受賞した。

マックスバリュ東海
「湖西新居店」をオープン

 マックスバリュ東海は4月22日、ショッピングセンター「イオンタウン湖西新居」の核店舗として「湖西新居店」(静岡県湖西市)を開店する。普段使いからこだわりの商品まで求めやすい価格で提供し、地元の「じもの商品」を拡充。また、健康的な食生活を提案する「ちゃんとごはん」での商品・メニュー紹介に力を入れていく。

バロー
「近江八幡店」をオープン

 バローは4月7日に241店舗目のスーパーマーケット店舗「近江八幡店」をオープンした。生鮮部門の専門店化をめざし、旬・鮮度・価値を追求している。ベーク・デリカは「出来立て」「美味しさ」にこだわり、名物となる商品の開発と提供に努めていく。

ライフコーポレーション
「セントラルスクエアららぽーと門真店」をオープン

 ライフコーポレーションは4月17日、同日に開業する大型商業施設「三井ショッピングパークららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真」の1階に「セントラルスクエアららぽーと門真店」(大阪府門真市)をオープンする。近畿圏での「セントラルスクエア」店舗としての出店は8年ぶりだ。ライフ初の取り組みを行い、「ららぽーと門真店」限定の商品を豊富に取り揃えていく。

「大泉学園駅前店」をリニューアル

 4月1日には「大泉学園駅前店」(東京都練馬区)をリニューアルオープンした。総菜売場、冷凍食品売場、酒売場、ビオラルコーナーを1階から2階に移設し、品揃えを大幅に増やした。また、新店で好調な「お店で作った新鮮サラダ」や「魚屋さん・肉屋さんの手づくりおかず」などの最新コーナーを導入し、売場の魅力づけに繋げていく。

さとうグループ
「ミニフレッシュ竹野店」をオープン

 さとうグループは3月31日、1991年に開店した「ミニフレッシュ竹野店」(兵庫県豊岡市)を隣接地に移転し、売場面積・駐車台数ともに旧店舗の約1.3倍の規模で建て替えて、オープンした。建物・駐車場などの設備を一新し、地域のニーズを捉えた品揃えと付帯サービスを充実させた。「ミニフレッシュ」業態は、コンパクトなサイズで買い回りしやすい、便利さを提供するスーパーマーケットで、生鮮食品から加工食品・日用品など日常生活に欠かせない必需品をフルラインで取り揃えた、EDLPコンセプト採用の長時間営業店舗だ。

フレスタ
食品ロス削減でLINEを活用

 フレスタは4月3日から5月31日まで、食品ロス削減の取り組みとして、賞味期限・消費期限が迫った値下げ商品の購入促進キャンペーン「もったいないポイントキャンペーン」を3店舗で展開する。1割から3割までの割引シールが貼ってある総菜、弁当、寿司が対象で、値引きした商品の購入レシートの写真をLINEで送信することで、「もったいないポイント」が付与されるキャンペーン。対象商品1点購入で1ポイントが付与され、10ポイント貯まるとLINEポイントに交換、または子ども食堂に寄付される仕組みだ。

日本生協連
カーポートタイプの自家消費型太陽光発電設備の稼働を開始

 日本生活協同組合連合会は4月3日、3月から尾道ドライ流通センターと尾道冷凍流通センターの社員駐車場に、カーポートタイプの自家消費型太陽光発電設備を設置し、稼働を開始したことを発表。

 中国・四国地方におけるコープ商品やナショナルブランド商品の宅配出荷拠点として稼働する両センター内の356台分のスペースを持つ社員駐車場に設置する。年間発電量の見込みは120万7000kWh。発電電力を冷凍流通センターに供給し、冷設備などの消費電力の約21%を賄っていくとしている。