[東京 31日 ロイター] – 内閣府が31日発表した7月消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は、前月から0.9ポイントの低下となり、37.8に落ち込んだ。14年4月の37.1以来、およそ5年ぶりの低水準となった。低下は10カ月連続。構成する4項目「暮らし向き」「雇用環境」「耐久消費財の買い時判断」「収入の増え方」全てが低下した。
内閣府は消費者態度指数からみた消費者マインドの基調判断を「弱まっている」として据え置いた。
1年後の物価見通しについては、「上昇する」との回答が2カ月ぶりに減少。「低下する」は横ばい、「変わらない」は増加した。