外食売上高、6月は3.4%増、ファーストフードが好調

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ファーストフードイメージ

 日本フードサービス協会が発表した6月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比3.4%増だった。日曜日が前年より1日多かったことに加えて、各種キャンペーンが奏功したファーストフードが特に好調に推移した。前年実績を上回るのは、34ヵ月連続。

 主な業態別では、ファーストフードが5.7%増。「洋風」が7.9%増、「麺類」が7.6%増と大きく伸びた。ファミリーレストランは1.8%増で7ヵ月連続のプラス、パブ/居酒屋は梅雨明けが早かった昨年の反動で客数が減少、売上高は2.7%減で2ヵ月ぶりのマイナスだった。ディナーレストランは2.4%増、喫茶は1.3%増と前年実績を上回った。

 大手外食チェーンの6月の既存店売上高は、日本マクドナルドが6.3%増で43ヵ月連続のプラス。トリドールホールディングス傘下の「丸亀製麺」が5.6%増で2ヵ月連続のプラス。ゼンショーホールディングス傘下の「すき家」は3.3%増で13ヵ月連続のプラス。すかいらーくグループは1.8%増で8ヵ月連続のプラス。ワタミ(国内外食事業)は2.0%減で3ヵ月ぶりのマイナス。ドトールコーヒーは1.4%減で2ヵ月連続のマイナスだった。

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