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コンビニ売上高、6月の既存店は微減、気温が低く8ヵ月ぶりのマイナスに

買い物の様子
平均気温が低く、飲料やアイスクリームなどの売れ行きが低調だった 写真はロイター

 日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストアの6月の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.02%減だった。平均気温が低かったため、飲料やアイスクリームなどの売れ行きが低調で、8ヵ月ぶりに前年実績を下回った。

 カウンター商材や調理麺などの中食とたばこなどの販売は好調で、客単価は2.2%増と8ヵ月連続のプラスだったが、来店客数が2.2%減少した。商品部門別ではたばこを中心とする非食品が2.9%増、チケットなどのサービスが1.0%増だったが、弁当・総菜などの日配食品が0.1%減、飲料などの加工食品が3.3%減と苦戦した。

 大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが1.3%減で8ヵ月ぶりのマイナス、ファミリーマートは1.3%増で8ヵ月連続のプラス、ローソンは1.0%増で3ヵ月連続のプラスだった。

コンビニ大手3社の既存店売上高(2019年6月)

前年同月比(%)、▲はマイナス

企業名 売上高 客数 客単価
セブン-イレブン・ジャパン ▲1.3 ▲3.8 2.6
ファミリーマート 1.3 ▲0.8 2.1
ローソン 1 ▲0.8 1.9