18年の国内総菜市場は2.0%増の10兆2518億円、10年連続で拡大
日本惣菜協会が5月14日に発行した「2019年版惣菜白書」によると、18年の国内総菜市場の規模は前年比2.0%増の10兆2518億円となり、10年連続で拡大した。
業態別では、「CVS(コンビニエンスストア)」が3兆3074億円(2.4%増)で市場規模が最も大きく、次いで「専門店、他」が2兆9542億円(1.2%増)、「食料品スーパー」の2兆6824億円(2.4%増)の順だった。この3業態で市場全体の87.3%を占める。
「総合スーパー」は2.9%増の9481億円と、伸び率が最も高かった。一方、「百貨店」は1.3%減の3596億円となり、業態別では唯一、マイナス成長となった。
■2018年の国内総菜市場
業態 | 金額(百万円) | 構成比(%) | 前年比(%) |
---|---|---|---|
コンビニエンスストア | 3,307,416 | 32.3 | 2.4 |
専門店、他 | 2,954,246 | 28.8 | 1.2 |
食料品スーパー | 2,682,414 | 26.2 | 2.4 |
総合スーパー | 948,137 | 9.2 | 2.9 |
百貨店 | 359,631 | 3.5 | ▲1.3 |
合計 | 10,251,844 | 100.0 | 2.0 |
前年比は増減率、▲はマイナス
出所:「2019年版 惣菜白書」(日本惣菜協会)