18年の国内総菜市場は2.0%増の10兆2518億円、10年連続で拡大

2019/05/15 12:30
    ダイヤモンド・リテイルメディア社
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    鮮魚売場の新鮮な魚を使って作ったフライ
    「2019年版惣菜白書」によると、18年の国内総菜市場の規模は前年比2.0%増の10兆2518億円となり、10年連続で拡大している。 写真はヨークマートもねの里店で4月に撮影

     日本惣菜協会が5月14日に発行した「2019年版惣菜白書」によると、18年の国内総菜市場の規模は前年比2.0%増の10兆2518億円となり、10年連続で拡大した。

     業態別では、「CVS(コンビニエンスストア)」が3兆3074億円(2.4%増)で市場規模が最も大きく、次いで「専門店、他」が2兆9542億円(1.2%増)、「食料品スーパー」の2兆6824億円(2.4%増)の順だった。この3業態で市場全体の87.3%を占める。

     「総合スーパー」は2.9%増の9481億円と、伸び率が最も高かった。一方、「百貨店」は1.3%減の3596億円となり、業態別では唯一、マイナス成長となった。

    ■2018年の国内総菜市場
    業態 金額(百万円) 構成比(%) 前年比(%)
    コンビニエンスストア 3,307,416 32.3 2.4
    専門店、他 2,954,246 28.8 1.2
    食料品スーパー 2,682,414 26.2 2.4
    総合スーパー 948,137 9.2 2.9
    百貨店 359,631 3.5 ▲1.3
    合計 10,251,844 100.0 2.0

    前年比は増減率、▲はマイナス
    出所:「2019年版 惣菜白書」(日本惣菜協会)

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