週刊コンビニニュース 「土用の丑の日」は地域食材アピールのための絶好の機会?
二十四節気の「大暑の日」が「土用の丑の日」だが、今年は7月23日と8月4日の2回あるそうで、2023年は1回、2024年と2025年も2回あるという。セコマが、北海道との連携と協力に関する協定に基づく協働事業「愛食運動」推進の一環で、「土用の丑の日」に向けて「さんま蒲焼重」の予約受付を開始した。「うなぎ」が定番となってしまった「土用の丑の日」だが、うなぎ以外にも「土用餅」「土用しじみ」「土用卵」「瓜」「梅干し」「うどん」など提案できる商品は多い。絶好の機会だけに、アクションを起こしてもらいたいところだ(6月14日~20日のニュースをまとめました)。
セブン-イレブン・ジャパン
仙台市内の店舗に「ペットボトル回収機」を設置
セブン-イレブン・ジャパンは6月13日より、仙台市と連携し、仙台市内の90店舗に「ペットボトル回収機」を順次設置していく。資源の有効活用と海洋プラスチックごみ対策を目的としたペットボトル回収事業を開始した。東北エリアのセブン-イレブンへの設置は初となる。
6月14日からは、オリジナルフレッシュフードの主力商品「チルドスイーツ」の定番商品をリニューアルし、順次発売。専門店品質のスイーツを手軽に楽しめるよう、素材や製法、パッケージなど細部にわたってこだわった。使用するホイップクリームは乳脂肪分を高め、餡子は甘みが強い小豆のエリモショウズを使用した。
6月17日からは、カップラーメンで人気が高い「中華蕎麦 とみ田」を、麺、スープ、具材に徹底的にこだわり、「セブンプレミアム ゴールド」として新たに発売した。中華蕎麦とみ田の本店限定メニュー「らぁめん TOKYO-X純粋豚骨」のような、濃厚な味わいを楽しめる。
- 「セブンプレミアム ゴールド 中華蕎麦とみ田 純粋豚骨らぁめん」(税抜278円)
6月22日には、「自然にきりかえる 生活」をコンセプトにしたD2Cブランド「Cycle.me(サイクルミー)」の販売店舗を、都内の53店舗に拡大する。「Cycle.me」は、毎日の生活リズムを整えることをコンセプトにした、朝・昼・夜それぞれの時間帯に合わせた“ウェルビーイング食品”。自然由来の素材や栄養価の高い原材料を使用していることから、若年層の女性に人気が高い。
ファミリーマート
「炭火焼きとり」を大幅リニューアル
ファミリーマートは2017年に発売し、累計販売数約6億本を売り上げた人気商品「炭火焼きとり」を、求めやすい価格にし、食べやすいサイズにリニューアル。焼きとり専門店の調理工程を採り入れ、食感・ジューシー感・旨みをさらに引き出して、6月14日に発売した。
6月21日からは、「ファミマ・ザ・シリーズ」の“もちもち食感”にこだわった新商品「ファミマ・ザ・クレープ」(税込213円)を発売する。メロンパン、カレーパン、クリームパンなど累計販売数6,200万食を突破したシリーズ初のスイーツで、フレーバーは生チョコとティラミスの2種類。
ローソン
「金沢すいか」のカップフルーツ
ローソンは 6月21日から北海道内の店舗で、釧路の老舗そば店「竹老園 東家総本店」が監修した冷し麺「無量寿そば」(税込559円)を発売する。純正黒胡麻油「無量寿」を麺に絡めて食べる冷し麺で、北海道産真昆布、枕崎産かつお荒本節で出汁をとった醤油ベースのつゆを使用し、海苔、卵、ネギ、わさびをトッピングした。
東北エリアでは6月21日から、青森県弘前市の「まごころ農場」で栽培された“離水しにくいトマト”を使用した「トマトのサンド」(税込300円)、「トマトのトルティーヤ」(289円)、「トマトのラーメンサラダ」(354円)を発売する。今回使用するトマトは、ゼリー部分が少ないため、水分移行を大幅に軽減できる特長を持つ。
中部地区では6月28日から、地域密着の取り組みの一環として、石川県産「金沢すいか」の「カップフルーツ(金沢すいか)」(税込320円)を発売する。JA金沢市が協力し、調達したすいかを一口サイズにしてカップに詰め込んだ旬の商品。
ミニストップ
名古屋名物「赤から」監修の6品を発売
ミニストップでは、ホットスナックで人気のクランキーチキンをイメージした、4月に販売開始したオリジナル菓子「クランキーチキンみたいなあられ」シリーズの第2弾として「クランキーチキンみたいなやみつきあられ辛旨味」を発売する。6月14日の発売で税抜128円。
また、6月14日には「のむハロハロレモンコーラ 700ml」(150円)を発売する。コールドスイーツ「ハロハロ」をチェリオの炭酸飲料メガ700シリーズで再現した商品に続く第2弾。人気商品「ハロハロパチパチレモンコーラ」をイメージした炭酸飲料で、700mlの大容量サイズ。炭酸にバニラフレーバーを加えることで、ハロハロ感を再現した。
同日には、「ホイップまみれのカスタードプリン」も発売。スイーツブランド~FUN!FAN!SWEETS~の第7弾。固めで卵感の強いカスタードプリンと、たっぷりのホイップクリームを兼ね備えた商品。ほろ苦いカラメルソース、あめがけアーモンドをポイントにした。税抜260円。
さらに6月14日には夏を向かえる時期に合わせ、名古屋名物「赤から」が監修した6品を発売する。「赤から」は甲羅(愛知県豊橋市)が展開する人気の飲食チェーンで、「赤から鍋」などやみつきになる辛さのメニューに定評がある。
・「ずっしり!赤からミックス弁当」(税抜556円)・「旨辛焼うどん」(460円)・「冷しつけ麺」(498円)・「赤から炒飯おむすび」(130円)・「蒸し鶏と胡瓜のサラダ」(323円)・「チキンステーキ」(369円)
6月17日からは、SNSでも話題となった調味料・ハリッサ味のフランクフルト。昨年好調だった「うま辛フランク」をより激辛な味付けに改良した。税抜130円。
また、マスクメロンのなかでも最高級品として名高い「クラウンメロン」のピューレを使用したソフトクリーム(税抜295円、得盛は397円)も発売する。メロンと相性の良いダブルチョコソース、ナッツ入りブラウニーと糖がけアーモンドをトッピングして豪華さを演出した「プレミアムクラウンメロンソフト」(369円)も併せて発売した。
セコマ
「土用の丑の日」に向けて「さんま蒲焼重」
セコマは6月15日から店内調理品「HOT CHEF」の取扱店舗で、「土用の丑の日」に向けて「さんま蒲焼重」の予約受付を開始した。2012年から始めた企画で、北海道根室花咲港で水揚げされた「さんま」を使用。昨年度は20万食以上を販売し、この時期の人気商品になっている。ネット予約、電話予約による注文のほか、7月12日からは店頭での販売も行う。北海道の店舗550円(税抜)、茨城県・埼玉県では580円。