週刊コンビニニュース　ミニストップ、 「出前館」と組んだデリバリーサービスを本格化

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1週間のコンビニエンスストア（CVS）に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。ミニストップは2022年内をメドに「出前館」と組んだデリバリーサービスを本格化させる。対象とする商品の点数は、日用品の取り扱いがある店舗で約80点、食品のみの店舗で約30点。現在ミニストップでは65店舗で「出前館」を導入しており、これを2022年内に1000店舗まで拡大させる計画だ。

セブン－イレブン
静岡県産わさびを薬味にしたそばを発売

　セブン－イレブンは4月5日、静岡県内の店舗限定で、県内産のわさびを添付した「ざるそば」（税抜398円）と「とろろそば」（460円）を発売した。静岡県の豊富な湧き水で栽培される辛味と風味のよいわさびは全国1位の産出額を誇り、そばの消費についても静岡県は上位にランキングされている。

ファミリーマート
手巻おむすびフィルムにバイオPPを配合
「ファミマ!!」のアイスコーヒーカップを紙製に変更

　ファミリーマートは4月5日より、手巻おむすび全商品の包材フィルムの一部をバイオ素材配合に変更する。フィルムの原料に植物などの再生可能な有機資源を使用したバイオPP（ポリプロピレン）を配合するもので、年間約７トンの石油系プラスチック削減効果が見込まれる。

　またファミリーマートは4月12日より、オフィス内で展開する店舗「ファミマ!!」（44店舗、22年2月末時点）で販売しているアイスコーヒーのカップを紙製カップに順次変更する。そのほかカップの蓋にはストロー不用のストローレスリッドを採用。これらの取り組みにより、年間6トン以上のプラスチック削減効果を見込む。

ローソン
近畿地区で「舞鶴海軍カレーパン」を再発売

　ローソンは4月12日より、海軍カレーなど海軍ゆかりの食文化が文化庁の「100年フード」に認定されたことを記念し、「舞鶴海軍カレーパン」（税込150円）を近畿2府4県で発売する。明治41年に発行され、京都府舞鶴市に保管されている料理教科書「海軍割烹術参考書」のレシピを参考にしたカレールーを使用した同商品。昨年の販売時には期間中約14万個を販売した人気商品の再発売となる。

ミニストップ
オリジナル菓子8品を順次発売
「出前館」と組んだデリバリーサービスを

　ミニストップは4月5日より、オリジナル菓子の新商品「Xフライドポテトみたいなポテトスティックスパイシーバーベキュー味」（税込138円）など8品を順次発売する。「Xフライドポテト」「クランキーチキンうま塩味」「ハロハロラムネ」「ソフトクリームバニラ」「ベルギーチョコソフト」「エビマヨ風スナック」「ベビースタードデカイラーメン本格麻婆豆腐味」などのミニストップの人気商品を菓子にした商品だ。

　また、4月5日からは、昨年10月に発売開始した「やみつきになる！」パンシリーズの第3弾のカレーパンも発売する。30種類以上のスパイスを使用した風味豊かなコク旨ビーフカレーを中具にし、油で揚げたあと、クミンやカルダモンなどを効かせた「追いカレー」をさらに入れ込んだ商品だ。価格は税別139円。

　さらに4月5日には、角煮の加熱方法を見直し、味付けをバージョンアップさせた「駅弁風 角煮弁当」（税込600円）も発売する。角煮は柔らかさにこだわり、蒸しと加熱の二段加熱で仕上げ、黒糖を使用。また、味玉や高菜をトッピングしてボリュームのある弁当にした。

　4月6日からはペッパーフードサービスが運営する「いきなり！ステーキ」監修の、「ワイルドハンバーグ」をイメージした「ワイルドメンチ」（税込178円）を発売している。牛肉2に対して豚肉1の割合にした合挽き肉を、ぎっしりとした密度にして、厚みのあるメンチカツに仕上げた。

　そのほかミニストップは、関東を中心とした全国65店舗で先行展開している「出前館」と協同で取り組むデリバリーサービスを、今年中に1000店舗に拡大する。これまで、ファストフードを中心に取り扱ってきたが、3月末からはボックスティシューや生理用品、カップ麺やペットボトル飲料などを対象商品に加え、今後はさらに取扱商品も増やしていく。

セコマ
「とよとみフェア」を開催

　セコマは4月4～17日まで開催する「とよとみフェア」で、北海道豊富町産の牛乳を使ったデザート6品を新たに発売する。地域の原材料を活かした商品開発に積極的に取り組むセコマグループでは、牛乳の消費拡大にも力を入れている。グループ会社の豊富牛乳公社では、年間約5万トン（2021年実績）の牛乳を使用した商品を道内外へ供給しており、同フェアの期間中にも対象商品6品で約1.6トンの牛乳を使用するとしている。

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