週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、クマ対策に関する基本方針を策定
ローソン(東京都)が10月末、クマ対策に関する基本方針を策定した。従業員がより安全・安心に働ける環境をめざすとともに、顧客も安全・安心に利用してもらうことを目的にしたものだ。①「お店を守るガイドブック」にクマ対策に関する内容を追加し、店舗への周知を実施、②実際にクマが出没しているエリアの店舗に対し、クマ撃退スプレーを配布、③低周波発生装置の店舗への設置およびクマよけアイテムの従業員の携帯を検討、これら3点を基本方針に掲げた。また、「クマ出没情報などの収集」「クマを店舗に寄せ付けない対策」「クマ出没時の対応」の3段階に分けてマニュアルを作成。自治体が発信する情報の収集や、ゴミ置場など食品の匂いがするスペースの清掃とゴミ・ゴミ箱の店内保管、時短営業・休業の実施、自動ドアの手動切り替え、避難場所の確認なども盛り込まれた。(10月28日~11月3日までのニュースをまとめました)

ローソン
”ハイブリッド”な食感が楽しめる新感覚のチーズケーキを発売
ローソンは、レアチーズケーキの“とろり”とした口当たりと、ベイクドチーズケーキの“ふんわり”とした軽さが融合した食感を楽しめる新感覚チーズケーキ「生ベイクドチーズケーキ」「生ベイクドショコラチーズケーキ」(いずれも286円:以下税込)を11月3日から発売。見た目はベイクドチーズケーキでありながら、中はレアチーズケーキのような食感に仕上げた。
フィリピンの店舗でオペレーションの効率化と売上向上に向けて実証実験を開始
ローソンはKDDI(東京都)と協働し、フィリピンでAIを活用した店舗オペレーションの効率化と売上向上に向けた実証実験を開始した。販売実績や在庫状況などのデータをAIが分析し、商品の陳列計画や発注数を推奨するシステムを導入。店内の防犯カメラ映像からAIが売場の商品の陳列状況やレジの混雑状況を可視化する取り組みも行う。KDDIは実験の結果を踏まえ、各国の市場特性に合わせてシステムをカスタマイズし、企業価値向上と持続的な成長に貢献していく。
AIとロボット技術を組み合わせた店舗DX実証を開始
ローソンは11月8日から「ローソンS KDDI高輪本社店」(東京都港区)でAIとロボット技術を組み合わせた店舗DXの実証を開始。店内を巡回して欠品を検知するロボットと、品出しを行うロボットの2種類を活用する。欠品検知ロボットには撮影機材を搭載し、画像解析AIで商品棚の欠品を検知。品出しロボットには繊細な動作を再現できるアームを搭載し、品出し作業の自動化を検証する。
冷凍おにぎり販売を約1万2000店舗に拡大
現在約9800店舗で展開している冷凍おにぎりの販売を、11月4日から東北地区、山口県、広島県・島根県の一部、沖縄県の店舗に拡大する。販売店舗数は全店の約85%にあたる約1万1200店舗となる。冷凍おにぎりはつくり置きすることで製造コストを削減することが可能で、通常のおにぎりと比べて価格を1~2割抑えられるほか、賞味期限が約1年と長く、食品ロス削減にもつながる。
<ナチュラルローソン>ワイン売場にソムリエAIを導入
11月1日から6店舗に、SCENTMATIC(東京都)開発のソムリエAI「KAORIUM for Sake&Wine」を導入。顧客の嗜好やおつまみに合うワインを提案するほか、ギフト利用時には贈る相手のイメージに合わせた銘柄を提案する機能も備える。
<ローソンストア100>「濃い旨っ!チャレンジ」を開催
11月5日から18日までの期間、全国の店舗で「濃い旨っ!チャレンジ」を開催する。「しっかり食べたい」「コクのある味を楽しみたい」顧客に向けて、甘いスイーツからボリューム感のある弁当まで、幅広く“濃い旨っ”商品を揃える。







注目急成長企業も多数ランクイン!日本の小売業1000社ランキング151~1000位を全公開


