週刊コンビニエンスニュース ローソン、「アートトイレ」のデザイン公募を開始

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)
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2022年からアートトイレを展開するローソンが、11月10日の「トイレの日」、19日の「世界トイレの日」に合わせ、昨年に続き2回目のデザイン公募を始めた。普段からトイレを綺麗に使用してもらっている顧客と、清掃に従事する従業員に対して、アートトイレとしてデザイン化することで「ありがとう」「感謝」の気持ちを伝える試みである。導入している東京都・神奈川県・北海道・佐賀県の6店舗では、顧客の利用マナー向上で清掃・メンテナンスの回数が減るなどの効果が確認されている。1997年にコンビニチェーンで初めてトイレを開放したローソンの現在の利用者は1日約100万人。(9月10日~16日までのニュースをまとめました)

CVSチェーン各社の8月度営業概況
ローソン、ポプラが堅調な伸び

 CVSチェーン各社の8月度の営業概況は、既存店でポプラが前年同月比で3.5%増となったほか、ローソンが2.2%増と堅調な伸びをみせた。客数については、ポプラの1.8%増を除き、他のチェーンは前年割れ。客単価は、スリーエフの3.3%増、ローソンの3.1%増など、全チェーンが前年をクリアした。

全店売上

既存店

売上

客数

客単価

セブン-イレブン

0.8%

0.2

0.7

0.5%

ファミリーマート

1.1

1.2%

0.2

1.4%

ローソン

0.9%

2.2%

0.9

3.1%

ミニストップ

0.6%

0.7%

0.2

0.9%

スリーエフ

0.5%

1.8%

1.4

3.3%

ポプラ

5.6

3.5%

1.8%

1.7%

セブン-イレブン
東京ガスグループと脱炭素化推進で連携協定

 東京ガス、東京ガスエンジニアリングソリューションズと6月末、サプライチェーン全体の脱炭素化推進などを目的とした連携協定を締結。3月から開始した太陽光発電によるオフサイトコーポレートPPAスキーム*および東京ガスの発電所からの電力供給によるCO2排出量実質ゼロに向けた取り組みを、これまでの関東エリア約750店舗から約2000店舗に拡大する。

*オフサイトコーポレートPPAスキーム……電力購入契約。設備設置事業者が太陽光発電設備などを設置・所有し、電力会社の送配電網を介して、電気および非化石価値を長期的に購入する契約のこと。セブン-イレブンは設備を所有しないため、初期費用の負担や設備の維持管理が不要で、また使用場所に太陽光発電設備を設置できない場合でも、再生可能エネルギーの電気を長期安定的に融通してもらうことができる。

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記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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