手帳、腹巻、地球儀…ほぼ日のECはなぜ、大ヒットを連発できるのか?
時代を超えた商品の価値に光を当てる
「ほぼ日ハラマキ」も、2001年の販売開始以来、女性を中心にファンの根強い支持を集める人気シリーズのひとつだ。300を超えるカラフルなデザインを取りそろえている。
「腹巻って、本来はお腹を温めるいいものなのに、なぜか身につけることが恥ずかしいと思われていますよね。だから、デザインもおしゃれで、女性も身につけたくなるような腹巻をめざして作っています」(小泉氏)。
ユニークな商品企画のポイントを尋ねると、「流行を追うより、その商品の持つ魅力や価値に光を当てたい」と小泉氏は語る。
「お腹を温めてくれるのは、きっといつの時代の人にとっても嬉しいはずですよね。そういった時代を超えた普遍的な価値を見直したい。その思いを商品企画では大切にしていますね」(同)