東急ストアの「デリマーケット」2号店レポート 外食縮小のなかグローサラント型店舗を出店する理由
総菜のSKU数は削減
出来たて商品に注力する
「デリマーケット」で注目される点は、出来たて総菜の提供とバイオーダーに挑戦している点である。
まず1号店同様に店内の一角にショーケースを設置し、店内加工のサラダや総菜を販売。来店客が好みの総菜やサラダを選べる「デリボックス」「マイセレクトサラダ」を提供している。
レジカウンターでは、コーヒー専門店「猿田彦珈琲」の豆を使用した淹れたてコーヒーやクラフトビールを提供するほか、ピザとホットサンドをバイオーダーで提供する。
そのほか総菜カテゴリーの商品では、弁当や温総菜、寿司を扱い、これらは基本的にアウトパック商品とした。総菜カテゴリー全体のSKU数は136と1号店よりも3割弱減らしている。作業効率を向上させて、出来たて商品の提供により注力する方針のためだ。