速報!ファミリーマート社長交代会見 細見研介新社長、澤田貴司氏が語ったこと
加盟店5000店が契約更新迎える その対策は?
–加盟店契約の更新時期が相次ぐなか、その対策は。
澤田 順次約5000店舗が契約更新になる。一部では、いったん直営化をして加盟店に戻すなどの方法をとる場合もあり、準備を進めている。十分準備は整っていると考えている。
細見 ファミリーマートは、加盟店判断による時短営業、フードロスの削減対策などを進めてきた。店舗人件費の高止まりなど、厳しい経営環境が続いていることは間違いない。早急に省人化店舗や新しいサービスなどを通じて、厳しい競争に生き残っていくための手を打ち、加盟店契約の更新についても進めていきたい。
–(細見新社長の)30年間の繊維業界での経験をファミリーマートにどう活かすか。
細見 ブランドの全世界展開など様々なことを行ってきた。繊維業界もデジタル化の波が押し寄せている。これから、同じことがあらゆる業界に起こってくると考えており、そういった危機感をバネに、スピード感を持った経営判断をしていきたい。
–伊藤忠商事とのシナジーという観点から、ファミリーマートをどう変えていくか。
細見 リアル店舗の意味や位置付けが変わってきた。ECであらゆるショッピング体験ができるようになってきているが、リアル店舗が不要なわけではない。リアル店舗を再定義していくことが必要だ。
昨年12月にデータ・ワン(註・伊藤忠商事、ファミリーマート、NTTドコモ、サイバーエージェントの4社による、購買データを活用した広告事業に関する新会社)を発足し、蓄積されたお客さま情報などの活用を、さまざまな提携パートナーと協力し新しい事業を構築していく。これをファミリーマートと伊藤忠が一体となって進めていくことのひとつだと考えている。
–(データ・ワン含めた)新規事業のスピード感について。
細見 データ・ワンの他、2、3新しいプロジェクトがある。デジタル化というのは、小さな種をたくさん撒いてそれが育ったところが新しい面になっていくと考えている。ゴールというものはないし、速やかに良いサービスを考えていく。
–ファミリーマートの将来像やビジョンは。
細見 ビジョンは「あなたとコンビにファミリーマート」というキャッチフレーズに集約されている。時代が変わり、消費者や地域と「コンビ」になっていくかということを追求する中で、実態面が変わっていく。ビジョンは変わらない。