週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、「ふるさと納税」で地域活性化に貢献 

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「ふるさと納税」は、地方創生の一環として2008年にスタートした制度で、納税寄付金額も年々伸長。23年度の納税寄付額は、22年度比約16%増の1兆1175億円となり、寄付件数も約14%増の5895万件と過去最高となった。ローソンは、「地域密着×個客・個店主義」を掲げ、商品開発や地域に根付いた取り組みを推進している。今回の「ふるさと納税」の展開では、「艦これ」とコラボした酒(広島県呉市)や、ぬいぐるみくじ付きの水族館入場チケット(神奈川県藤沢市)などのローソンオリジナルの返礼品や、ローソンファームで収穫した野菜(北海道岩内町)など、開始当初は38自治体の約5000品目を揃える。今後は連携する自治体と返礼品の種類を増やしていく方針だ。「ふるさと納税」への参入は、全国チェーンのコンビニエンスストアとしては初めて。(11月26日~12月2日までのニュースをまとめました)

ローソン

ローソン
<北海道>冬の観光シーズンに向けて
「なまらうまい!北海道フェア」

 1126日から北海道の店舗で、冬の観光シーズンに向けて「なまらうまい!北海道フェア」を開催。道産食材を使用した商品やご当地グルメなど計6品を発売していく。

  • 「豚丼風おにぎり」(税込203円)
  • 「大きなおにぎり 室蘭風やきとり」(同211円)
  • 「カリフォルニアベイビー監修 シスコライス」(同646円)
  • 「きなこクリームパン(旭川産黒豆のせ)」(同181円)
  • 「北海道ミルクまん」(同220円)
  • 「ポテトチップス昆布しお味」(同300円)

<宮城県>無店舗パーキングエリアに出店

 1127日、三陸沿岸道路上り線矢本パーキングエリアに直結する「道の駅東松島」に、「東松島道の駅店」をオープン。三陸沿岸道路の無料区間(全区間約333㎞)にあるパーキングエリアにはコンビニエンスストアなどの買い場がない状況となっていたことから、「道の駅東松島」に併設して出店した。

セブン-イレブン
次世代環境配慮型店舗をオープン

 1129日、京都市の都市公園に地域の交流施設を併設した木造店舗「伏見北鍵屋公園店」をオープンした。京都市、北鍵屋公園運営委員会と連携し、新しい公園運営モデル「Park-UP事業」の取り組みに参画。利用者の減少、施設の老朽化などに直面した公園の課題解決をめざした店舗で、地域住民が利用可能な交流施設の併設に加え、京都市域産材「みやこ杣木」を100%使用し、カウンター周辺に「北山杉」を採用した。木材の地産地消、地域資材の循環による森の再生、CO2の吸収など、環境に配慮した店舗づくりを行った。

富山県の店舗に初の「ペットボトル回収機」

 1129日から順次、富山市内の47店舗に「ペットボトル回収機」を新たに設置。ペットボトルリサイクル事業を開始した。富山県の店舗に設置するのは初めて。

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