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週刊スーパーマーケットニュース 「東北物流みらい研究会」が発足!

東北エリアの小売業(イオン東北、伊徳、おーばん、トライアルホールディングス、フレスコ、紅屋商事、マークスホールディングス、マイヤ、マエダ、ヤマザワ、ヨークベニマル、リオン・ドールコーポレーション)が、9月20日、物流業3社とともに「東北物流みらい研究会」を立ち上げた。物流を取り巻く「2024年問題」や「脱炭素」などの課題を共有し、改善を推進することを目的とした研究会で、企業横断型で改善策を検討していく。人口減少が大きな課題の東北エリアにおいて、地域の生活を支える社会インフラとしての小売業を持続可能なものにするため、昨年11月に「東北物流研究会」をスタートさせた。今回「東北物流みらい研究会」として発足した。「物流問題」に加えて「人口減少」と「企業存続」にも挑む考えだ。(9月20日~26日までのニュースをまとめました)

ベイシア
従業員が推す「Beisia Premium」

 従業員が推すPB「Beisia Premium」についてアンケートを実施し、「従業員おすすめ ベイシアベスト10」を発表した。また、9月18日から期間限定で、「従業員おすすめ」POPの設置や店舗入口に売場を設けて販売する。ベスト5は、以下の通りだ。

ライフコーポレーション
<近畿圏>実施店舗を拡大して衣料品回収

 10月1日から11月4日までの期間、過去最大規模の近畿圏70店舗で「着る機会がなくなった衣料品の回収」を実施する。対象店舗で回収した衣料品は、取引先を通じて東南アジアでのリユース、工業用雑巾や車内内装品へリサイクルされる。

コープさっぽろ
「無印良品」の取り扱いを既存店にも拡大

 2021年11月から取り扱いを開始し、現在6店舗で販売している「無印良品」を、9月27日から既存店5店舗でも取り扱う。これまでは新店のオープンや既存店のリニューアルに合わせて展開してきたが、既存店にも拡大する。取扱商品は、食品やスキンケア用品、靴下、タオル類、調理小物など約900アイテム。

ダイエー
関東エリア全店に「レジスタッフ専用イス」を設置

 9月24日から関東エリアの全店に、座りながら業務を行うことができる専用イスを導入した。食品レジ業務に従事する従業員の負担軽減を目的にしたもので、4月から7店舗で効果検証を実施。従業員の身体的・心理的負担の軽減が接客サービス向上につながることに加え、顧客から一定の理解が得られたことで、「レジスタッフ専用イス」を全店に導入した。

カスミ
五島列島で水揚げした鮮魚を当日販売

 2023年から進めている全日本空輸(ANA)のスピード輸送を活用し、「BLΛNDE」3店舗で9月21日、長崎県五島列島の朝〆鮮魚を当日販売した。ANAの当日輸送の取り組みで、「離島発」の試みは今回が初めて。

エレナ
未利用魚“アイゴ”の生食販売プロジェクトに参画

 9月、長崎県内の養殖業者3社と連携し、未利用魚とされる“アイゴ(バリ)”を生食用として販売するプロジェクト「アイゴで相棒、繋ぐプロジェクト」に参画。夏場にアイゴが海藻を食べ尽くすことによって生じる磯焼け問題に対応したプロジェクトで、藻類を食べるため内臓に臭みがあることや、背びれ・腹びれ・臀びれに毒があることから“嫌われ者”として扱われていたアイゴを、適切に処理することで問題をクリア。安全な状態で流通させる仕組みも確立したことで、販路拡大に取り組んでいく。

ヤオコー
「東鷲宮店」をオープン

 9月25日、埼玉県久喜市にオープン。埼玉県で103店舗、千葉県33店舗、群馬県16店舗、東京都14店舗、神奈川県12店舗、茨城県7店舗、栃木県6店舗の計191店舗の展開となった。JR「東鷲宮駅」東口の駅前通りに面していて、今後は久喜市が駅につながる歩廊を整備し、歩行者専用の立体横断施設と店舗建物2階の出入口が直結。戸建て・マンション分譲が進行するエリアに出店した。

サミット
「エミテラス所沢店」をオープン

 9月24日にオープン。埼玉県所沢市へは初めての出店で、西武池袋線・新宿線「所沢駅」から徒歩4分の広域集客型商業施設「エミテラス所沢」の1階に入居した。鮮度の良い素材や、それらを使って店内で製造した惣菜・デザート・半調理品などを豊富に取り揃えた。

フレスタ
「河内店」を完全建替えオープン

 旧店舗の建替えを実施し、9月18日にオープン。商圏では50歳代から70歳代の構成比が高く、これまでは高齢の顧客層からの支持が強かったが、“新”「河内店」はファミリー層にも支持されるよう、生鮮を強化した。また、地場の野菜や高品質の肉・魚に加え、焼き立てのお好み焼きやスイーツも幅広く品揃えし、フレスタが得意とする「おいしさ」を前面に押し出していく。

静鉄ストア
「北千住マルイ」に出店

 9月25日から10月1日までの7日間、「北千住マルイ」(東京都足立区)に出店。4度目の出店で、毎回大好評の和牛入り生ハンバーグや静岡名物のおでん、静岡スイーツなど、まだ知られていない静岡の食の魅力を伝えていく。

東武ストア
本社内に初の無人決済店舗を開設

 9月18日、東京都板橋区の本社内に初の従業員専用の無人決済店舗を開設。弁当や惣菜、菓子、ドリンクなど購入頻度の高い即食商品を中心に取り揃えた。また、東武鉄道が推進する生体認証による決済サービス「SAKULaLa(サクララ)も採用した。「はこビュン」を利用して産直鮮魚を販売9月19日から毎週木曜日、北陸新幹線の列車貨物輸送サービス「はこビュン」を利用し、石川県内の漁港で当日朝に水揚げされた鮮魚を北陸新幹線で運び、その日の午後に10店舗で販売する。2025年2月までを予定している。