週刊コンビニエンスストアニュース セイコーマート、北海道の「愛食運動」と連携
セイコーマートが6月8日から、店内調理品「HOT CHEF」取扱店舗で、土用の丑の日に向けて「さんま蒲焼重」の予約受付を開始した。道産さんまの消費拡大を目的に始めた取り組みで、今年で13年目になる。今ではこの時期の人気商品として定着している。北海道の「道民みんなで身近な道産食品の良さを理解し、もっと愛用しましょう」という「愛食運動」に連携した取り組みでは、これまで、鮭、いか、ほっけ、たら、昆布など道産水産物を活用した商品を開発し販売してきた。2年前には道産いわしを使用した「いわし天重」、昨年はほたてを使用した「道産ほたてのカレー」、今年5月には「大きなおにぎり ほたてバター」などを発売し、北海道産水産物を含む道産食材の消費拡大とブランド力向上に努めてきた。今年の「さんま蒲焼重」の製造予定は20万食。(6月4日~10日までのニュースをまとめました)
セブン-イレブン
「もったいないバナナ」を使用したアイス2種類
セブン&アイ・ホールディングスは、グループのプライベートブランド(PB)である「セブンプレミアム」から、まだおいしく食べられるのに廃棄されてしまう規格外の「もったいないバナナ」を使用した新商品を6月3日から順次、グループ店舗で発売する。今回使用するバナナはDole社の「もったいないバナナ」で、出荷時に皮に傷がついたバナナ、色が変わってしまったバナナをアイスに使用した。
- 「セブンプレミアム まるで完熟バナナ」(税抜148円)
- 「セブンプラミアム ワッフルコーン バナナシェイク」(同248円)
ファミリーマート
「世界の屋台ごはん」が新登場
「世界の屋台ごはん」と題し、6月4日から順次、「2種の特製ソースで食べるチキンオーバーライス」(税込598円)、「カッチャルバッチャル監修 2種のスパイスカレー(チキンビンダルーカレー&海老カレー)(同550円)、「新宿バンタイ監修 ガパオライス(豚肉のバジル炒め)」(各同598円)の3種類を発売する。各国を代表する屋台ごはんとされるニューヨークの「チキンオーバーライス」、インドの「カレー」、タイの「ガパオライス」を商品化した。
3週間の「1個買うと、1個もらえるキャンペーン」
定期的に開催している「1個買うと、1個もらえるキャンペーン」を、今年は6月4日から3週間にわたり、対象商品を増やして実施する。気温が上昇する時期での開催となる今回は、「アクエリアス500㎖を買うと、アクエリアス950㎖がもらえる」を目玉商品として用意したほか、お茶や炭酸水など水分補給をサポートする飲料を多数対象にした。
貨物鉄道輸送を活用したモーダルシフトを推進
クリアーウォーター津南(新潟県津南町)が製造するPB「ファミマル新潟県津南の天然水(370㎖、600㎖)」について、今年4月から一部の物流センターへの納品で、貨物鉄道輸送を活用したモーダルシフト(トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換すること)の取り組みを開始した。現在、同商品の製造工場から全国の物流センターへの納品は、主に大型トラックで輸送している。トラック輸送は他の輸送手段に比べて、コスト面、所要時間、品質保持などの点で優れているが、2024年問題の長距離輸送における労務管理や輸送運賃の上昇が課題となっていた。貨物鉄道輸送を活用するにあたり、鉄道用コンテナへの積み込み方法や輸送時の製品への負荷検証を重ねた結果、品質保持が確保できたことから、効果が得られる一部の物流センターを選定。今後、貨物鉄道輸送の活用拡大の可能性を探っていく。
ソースinファミチキの第2弾
今年2月に発売し、1週間で200万食を販売して大ヒット商品となった、ファミチキ初のソース入りチキン「タルタルソースinファミチキ」に続く第2弾。油淋鶏のさっぱりとしたソースに、青ねぎと生姜を入れた本格的な味わいが特長の「油淋鶏ソースinファミチキ」(同258円)を、6月4日から発売した。
「Afternoon Tea」監修ペットボトル飲料から“初”の2品
2021年5月の発売以降、本格的な味わいとスッキリとした飲み口が好評の「Afternoon Tea」監修ペットボトル飲料が、累計販売数で2億本を突破した。今回の新商品は、シリーズ初となる「ファミマル ロイヤルミルクティー」(税込140円)と、夏にぴったりの新フレーバー「ファミマル ライチ香るルイボスティー」(同113円)を、6月11日から発売する。