週刊スーパーマーケットニュース 駅高架下の商業施設への出店が各社で進む
東武ストア
初の生鮮食品PBを販売
5月24日から、農産売場で展開する新ブランド「まじめ農家便」の販売を開始した。“おいしさを優先して手間をかけ、正直に向き合ってくれる生産者の野菜や果物を、お客さまへ紹介したい”という想いから取り組んだ初の生鮮食品PBである。第1弾として、土の栄養バランスを整え、健全な土をつくり、健康な作物に育てる中嶋農法を採用して栽培した「郡築トマト」(熊本県)を販売する。
東急ストア
流通センター内に無人決済店舗を開設
5月27日に、TOUCH TO GOが開発した無人決済システムを活用する店舗を、東急ストア東扇島流通センター(神奈川県川崎市)内の従業員休憩室に開設した。休憩時の食事ニーズに対応した商品(カップ麺、カップスープ、菓子、飲料など)を中心に品揃え、キャッシュレス決済によるスムーズな会計で時短需要に対応する。また、従業員の勤務体系に合わせて、初めて24時間営業を行う。
マルエツ
フードドライブ活動の取り組みが87店舗に拡大
NPO法人フードバンク横浜の協力を得て、フードドライブ活動を5月27日から「朝日町店」で開始した。6月4日からは「瀬谷店」と「西谷店」で、6月7日から「六ツ川店」で開始し、活動店舗を87店舗に拡大する。
ライフコーポレーション
「目黒八雲店」をオープン
ライフは5月29日に「目黒八雲店」をオープンした。おしゃれなショップが立ち並び、ショッピングやデートで人気の街・自由が丘に出店した。味や品質にこだわった「ライフプレミアム」や「オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナビリティ」をコンセプトにした「BIO-RAL」などのオリジナル商品からベーシックな商品まで、さまざまなニーズに応えられるよう幅広い品揃えを行う。
- 所在地……東京都目黒区八雲3-12-13
- 売場面積…482坪
- 売上目標…30億円
- 営業時間…9時30分~22時
- 駐車台数…49台
- 従業員数…社員19名、パートナー59名
大阪万博で活用するメタネーションの実証実験に参画
大阪ガスが実施する「再生可能エネルギー由来の水素と、生ごみを発酵させて製造したバイオガスをメタネーションし、都市ガス機器で利用するサプライチェーン構築・実証事業」に参画する。9店舗から排出される生ごみ(バイオマス資源)を1トン/日提供し、食品廃棄物の削減にもつなげる。舞洲工場での実証後、メタネーション設備は大阪・関西万博会場に移設され、会場内で発生する生ごみ由来のバイオガスからメタンを製造して利用する。
「松ヶ崎店」をオープン
ライフは6月1日に「松ヶ崎店」をオープンした。出店する京都市営地下鉄烏丸線松ヶ崎駅周辺は、半径1㎞圏内に2つの大学があり学生でにぎわう地域である。中心顧客層に対応した簡単便利で保存もできる冷凍食品や、総菜・手づくりパンなどの品揃えを充実させた。また、手づくりニーズにも応えるため、京野菜や京都中央卸売市場・舞鶴近郊漁港から届く生魚など、鮮度の良い生鮮食品を取り扱う。
- 所在地……京都市左京区松ヶ崎壱町田町5
- 売場面積…248坪
- 営業時間…9時30分~21時
- 駐車台数…36台
- 従業員数…社員17名、パートナー58名
ダイエー
「イオンフードスタイル千船店」をオープン
ダイエーは6月27日に「イオンフードスタイル千船店」をオープンした。阪神電鉄千船駅前で営業していた1973年開店の「グルメシティ千船店」が6月23日に営業を終了し、同駅高架下の商業施設「アバリーナ千船」内に再出店するものである。近畿エリアにおける2024年度の最初の新店となる。
- 所在地……大阪市西淀川区佃2-2-33
- 売場面積…329坪
- 営業時間…6時~22時