決めゼリフは「薬飲んで、寝ろ。」 薬剤戦師オーガマンは何者か!?

小木田 泰弘 (ダイヤモンド・ドラッグストア 編集長)
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残薬問題解決に立ち上がる

  大賀社長はなぜ「薬剤戦師オーガマン」になったのか。

  大賀社長は次のように説明する。

  「薬剤師は医師の処方通りにお薬をお渡しするだけではなく、飲み合わせや本当に飲み切れるか考え薬を変えたり、減らしたり工夫しています。努力は重ねているのですが、飲まれずに処分される薬は年間約500億円に上ると言われています。なるべくお薬を飲まなくていいように、病気になる前に予防する事や薬を適切に飲んでもらう事で治療効果を高め結果として薬を減らせることをオーガマンを通じ子ども達に伝えたい」(オーガマンのホームページより)。

  「薬剤戦師オーガマン」の決めゼリフは「薬飲んで、寝ろ」。

  悪の秘密結社はオーガマンにかすり傷すらつけることができないが、そんな彼にも弱点はある。それは「薬剤師」ではなく「調剤士」と呼ばれることだ。そんな名称はないので「薬剤戦師オーガマン」は傷つくという。

 「薬剤戦師オーガマン」の今後の活動について、大賀社長は「薬飲んで、寝て考えます」と話している。

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記事執筆者

小木田 泰弘 / ダイヤモンド・ドラッグストア 編集長

1979年生まれ。2009年6月ダイヤモンド・フリードマン社(現ダイヤモンド・リテイルメディア)入社。「ダイヤモンド・チェーンストア」誌の編集・記者を経て、2016年1月から「ダイヤモンド・ドラッグストア」誌副編集長、2020年10から同誌編集長。

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